2016年5月31日、米國(guó)で発生した中國(guó)人留學(xué)生に対する暴行事件で、被害者の女性が検察の判斷に不満を示している。

事件が発生したのは5月20日午後10時(shí)30分?11時(shí)、アリゾナ州立大學(xué)に通う石暁琳（シー?シアオリン）さんが列車の中で友人と中國(guó)語で話していたところ、近付いてきた白人の女が「出て行け！中國(guó)に帰れ！」などと罵倒。女は22歳のKalie Rutledge被告で、列車を降りた石さんを追いかけ、重い物が入った袋や拳で石さんの顔面を毆打し、重傷を負(fù)わせた。

石さんが現(xiàn)地メディアに語ったところによると、検察は「ヘイトクライム」（人種、民族、宗教などにおける特定の個(gè)人や集団に対する偏見や憎悪が動(dòng)機(jī)となる犯罪行為）としてではなく、「加重攻撃罪（Aggravated Assault）」と「攻撃罪（Assault）」で立件したという。つまり、犯行動(dòng)機(jī)は人種や民族に対する偏見ではないと判斷したことになる。

ヘイトクライムと加重攻撃罪では刑罰が異なる。石さんは検察の判斷に不満を示しており、現(xiàn)地の華人コミュニティーに支持を求めた。石さんからの手紙を受け取った米國(guó)福建省海外聯(lián)誼會(huì)の楊會(huì)長(zhǎng)は「検察の対応は受け入れられない」とし、大學(xué)と検察に手紙を送付したほか、現(xiàn)地司法當(dāng)局に公正な審判を行うよう求めた。石さんは刑事訴訟後に、民事訴訟を起こすつもりだという。（翻訳?編集/北田）