中國(guó)國(guó)家観光局の統(tǒng)計(jì)データによると、2015年に海外旅行に出かけた中國(guó)人は前年比12％増加し、延べ1億2000萬(wàn)人の大臺(tái)を突破、市場(chǎng)規(guī)模はさらに拡大した。海外旅行が好きなのはどのような人で、どの都市が旅行先として人気なのだろうか？中國(guó)人観光客の海外旅行先でのマナーはどうなっているのだろう？大手旅行サイトの攜程旅遊が31日に発表した「2016年中國(guó)人海外旅行分析報(bào)告」ではビッグデータを活用し、これらの疑問(wèn)の答えを?qū)Г訾筏皮い?。新華社が伝えた。

▽中國(guó)人観光客のマナー、ツアーガイドの8割が「悪くない」

海外旅行客の増加に伴い、中國(guó)人によるマナー違反行為がメディアによってたびたび報(bào)じられている。では、中國(guó)人観光客の全體的なマナーのレベルは一體どれほどなのだろう？

外國(guó)でツアー客を常に引率し、観光客と直に接している攜程旅遊のツアーガイドたちの評(píng)価は最も説得力があるものだろう。攜程旅遊のレジャー部門(mén)はこのほど、「中國(guó)人観光客のマナーは他國(guó)に劣るか」という問(wèn)題について、數(shù)百人のツアーガイドを?qū)澫螭苏{(diào)査研究を行った。

調(diào)査の結(jié)果、回答者の8割は、2015年の中國(guó)人観光客の海外旅行におけるマナーに関し、「やや向上した」あるいは「大きく向上した」と答えた。大多數(shù)の中國(guó)人観光客は品位のない言動(dòng)を慎み、マナー違反を起こすケースは少なかった?！钢袊?guó)人観光客のマナーは他國(guó)に劣るか」との質(zhì)問(wèn)について、8割以上が「そうは思わない」と答えた。

攜程旅遊の専門(mén)家も、「中國(guó)人の海外旅行経験が豊かになり、1980年代生まれ、90年代生まれが徐々に中心層となるにつれ、マナー違反行為の発生率も低くなるだろう」と指摘する。

▽中國(guó)人に人気のショッピングスポットは？

中國(guó)國(guó)家情報(bào)センターが発表したデータによると、2015年の中國(guó)観光業(yè)の中國(guó)GDP寄與額は7兆3400億元に達(dá)し、全世界の観光業(yè)のGDP寄與額の14．5％を占め、全世界のGDPの1．5％を占めた。つまり、全世界の観光業(yè)がけん引した産業(yè)の総合的な付加価値額のうち、約6分の1は中國(guó)人観光客によるものということだ。

免稅店は観光客が最も多く訪れる場(chǎng)所だが、中國(guó)人の海外旅行の回?cái)?shù)が増えるにつれ、現(xiàn)地の人しか訪れないような場(chǎng)所も徐々に「開(kāi)発」されるようになった。これらの店は価格は免稅店ほど安くないかもしれないが、現(xiàn)地の特色あるグッズなどを買(mǎi)うには絶好の場(chǎng)所だ。

データによると、中國(guó)大陸の観光客が最も多く訪れる10大免稅店のうち、日本、韓國(guó)、香港の免稅店が絶対的多數(shù)を占め、トップ3はそれぞれTギャラリアDFS（香港広東道店）、新羅免稅店（ソウル）、TギャラリアDFS（沖縄）だった。このほかにもラオックス（岡山空港店）、ロッテ免稅店（明洞本店）、ラオックス（秋葉原本店）などがランクインした。

▽海外旅行好きなのはどんな人？

中國(guó)人観光客のマナーが実際のところどうなのか知るためにはまず、どのような人が旅行に行くのかを知らなければならない。報(bào)告によると、航空券、ホテル、レジャーなどのデータに基づく統(tǒng)計(jì)の結(jié)果、海外旅行客の中心層は25?35歳で、全體の45％を占めた。36?45歳は28％を占め、これに続いた。

観光客を都市別に見(jiàn)ると、上海、北京、広州、深セン、杭州の5都市の住民は海外旅行意欲が高く、これらの都市の住民が攜程旅遊の海外旅行客の約5割を占めた。以下、成都、南京、武漢、天津、アモイと続いた。一線?二線都市の住人の生活レベルが高いことが、海外旅行意欲を刺激する重要な原因となっている。（提供/人民網(wǎng)日本語(yǔ)版?編集SN）