急激に変化する中國の都市において、「戀愛」にまつわるストレスやプレッシャー、葛藤はどこから來るのだろう？ある婚活サイトはこのほど、中國全土の會(huì)員9000萬人を?qū)澫螭藪iき取り調(diào)査を?qū)g施。獨(dú)身の8割以上が「戀愛恐怖癥」であることが分かった。中國婦女報(bào)が伝えた。

調(diào)査によると、戀愛にあごかれ、追い求めていると同時(shí)に、戀愛に対して恐怖を抱いているというのが、多くの人の心情だ。その「癥狀」として、回答者の45．7％が「戀愛に対する不信感」、43．8％が「努力しても報(bào)われないのがこわい」、41％が「戀愛が続かないのが心配」、31．8％が「安心感がない」と答えた。

男女では「癥狀」に差があり、男性の回答者67％は、「傷ついたことがあるため、戀愛に対して不信感がある」と答えたのに対して、女性の回答者73％は、「努力しても報(bào)われないのがこわい」と答えた。

戀愛?結(jié)婚の専門家は、「伝統(tǒng)的な戀愛観では、男性に積極的であるよう求められる。積極的であるほど、男性が受けるプレッシャーも大きくなり、期待値も高くなる。そのため、戀愛に一旦失敗すると、挫折感も大きくなり、その後の戀愛にも大きな影響を及ぼす。一方の女性は、一旦好きになると後へは引けないことが多く、そのため『努力しても報(bào)われないのがこわくなる』」と分析している。

統(tǒng)計(jì)によると、回答者の54％が、「戀愛で大きなショックを受けたことがあるため『戀愛恐怖』になった」、36％が「身近な人の戀愛失敗の影響」、10％が「両親が離婚した、または家族に対する思いがうすい」と答えた。また、5割以上の回答者が「一方が與え、もう一方は受けるだけ」という戀愛の狀態(tài)は「受け入れられない」とし、約4割が「味気なく、しょうがなくしている」という戀愛の狀態(tài)を「受け入れられない」と答えた。その他、「浮気」は別れの大きな原因となる。男女の回答者76％が「相手が浮気したら必ず別れる」と答えた。

特筆すべきは、北京、上海、深センなど一線都市の男性が最も嫌っているのは、「相手の要求があまりに高い」だったのに対し、女性は、「亭主関白な男性」を最も嫌っていた點(diǎn)だ?，F(xiàn)在、都市部には優(yōu)秀な女性が多く、自分と同じか、それ以上に優(yōu)秀な男性と結(jié)婚したいと考えているため、男性に対する要求が高くなっている。しかし、男性にとっては負(fù)擔(dān)になってしまう。特に、一線都市の男性は、仕事や経済面で重圧にさらされており、相手の人に勵(lì)ましてほしいと感じている。

「今まで最も長く続いた戀愛は？」との質(zhì)問に、戀愛恐怖癥の回答者の約半數(shù)が「3年以上」と答えたのに対し、3割は「半年」と答えた?！赴肽辍工取?年」は戀愛において分岐點(diǎn)となるようだ。半年以內(nèi)に、相手とうまくやっていけないと感じると、戀愛恐怖癥の人は、自分と相手が感情や時(shí)間を無駄にしないようにと、別れることを選ぶ。一方、3年続くと戀愛が長く続くようで、「3年は結(jié)婚できるかを見極めるのに最も適した長さ」と考えられている。

調(diào)査では、回答者の46．6％が「3年以上」戀人がいないと答えた。上海だけを見ると、戀愛恐怖癥の人の約7割の口癖は「仕事が忙しくて時(shí)間がない」だ。同割合は他の都市を大きく上回っていた。深センでは、約半數(shù)が「前の戀愛が忘れられない」と答え、北京では6割が「獨(dú)身を楽しむ」と答え、戀愛の問題から逃避していた。広州では、多くの人の口癖が「友達(dá)が少ない。オタクだから」だった。

調(diào)査によると、獨(dú)身の多くが、一歩一歩、一緒に成長していく戀愛を望んでいる。これは、中國の伝統(tǒng)的な戀愛観とマッチする。その他、多くの回答者が「さまざまな重圧にさらされても、ポジティブに暮らしたい」との思いを示した。（提供/人民網(wǎng)日本語版?編集/KN）