世界795都市の大気汚染狀況、「PM10が中國北京の2倍」と指摘された都市とは?―中國紙

Record China    2016年6月4日(土) 6時40分

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3日、環(huán)球時報によると、世界保健機関が発表した世界の大気汚染狀況に関する最新レポートで、近年注目を浴びている中國、インドより深刻な狀況を抱えている國があることが分かった。寫真はナイジェリア地図。

2016年6月3日、環(huán)球時報によると、世界保健機関(WHO)が発表した世界の大気汚染狀況に関する最新レポートで、近年注目を浴びている中國、インドより深刻な狀況を抱えている國があることが分かった。

WHOが調(diào)査したのは世界67カ國、795都市のPM10の狀況。アフリカ西部に位置するナイジェリアのオニチャが「最も深刻」で、同市について米CNNは「PM2.5は正常な範囲內(nèi)だが、PM10はWHO基準の30倍。北京の2倍近く、ロンドンの30倍近くに當(dāng)たる」と報じた。

オニチャは農(nóng)業(yè)、石油など環(huán)境資源を大量に消費する産業(yè)を経済の柱としており、港灣都市であるため貨物船も頻繁に往來、自動車は質(zhì)の悪いガソリンを使っているという。このほか、電力供給が不安定という事情から多くの家庭が低品質(zhì)の燃料による自家発電を行っていることなども汚染原因の1つとなっている。

同紙は「調(diào)査対象となった同國の3都市は狀況がやや深刻だが、大部分の都市は比較的良好」と指摘する一方、2015年に世界銀行が発表した「大気汚染による損失は國民総所得の1%を占める」とのデータを伝えた。(翻訳?編集/野谷

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