人民網(wǎng)日本語(yǔ)版 2016年6月7日(火) 2時(shí)50分
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山西省大同市にある土地開発後の再入居住宅の中で、趙玉春さんがベッドに腰かけている。玉春さんは、趙麗坤さんの頭を腕に抱きかかえ、マントウを割って、まず自分の口に入れて細(xì)かくかみ砕き、麗坤さんの口に入れてやる。
山西省大同市にある土地開発後の再入居住宅の中で、趙玉春さんがベッドに腰かけている。玉春さんは、趙麗坤さんの頭を腕に抱きかかえ、マントウを割って、まず自分の口に入れて細(xì)かくかみ砕き、麗坤さんの口に入れてやる。一口食べさせるのに最低5分かかり、麗坤さんが吐き出すこともある。すると、玉春さんはまたマントウを彼女の口に入れてやる。2個(gè)のマントウを食べ終えたのは、2時(shí)間後だった。玉春さんは、15年間、このようにして麗坤さんに食事を與え続けてきた。新華社が伝えた。
2001年、李煥梅さんは、大同市第五病院で掃除作業(yè)員として働いていた。病院の長(zhǎng)椅子の上に、布団にくるまれた赤ん坊が置かれていた。時(shí)々、通りかかる人が腳を止めて布団を開き、中を覗いたが、すぐに布団を元通りかぶせてその場(chǎng)を立ち去った。李さんも、居てもたってもいられず覗いてみた。布団にくるまれていたのは、3日前に生まれたばかりの女の赤ん坊だった。布団の中に赤ん坊の生年月日が書かれた紙が殘されていたのだ。
當(dāng)時(shí)、李さんには息子が1人いた。李さんと夫は市內(nèi)でアルバイトをして生計(jì)を立てており、暮らし向きは貧しかった。生まれたばかりの赤ん坊が捨てられるということは、赤ん坊に何らかの障害があることが予想できた。だが、赤ん坊の小さな足がかすかに動(dòng)くのを見(jiàn)て、彼女の心は動(dòng)いた?!袱嗓螭薁顟B(tài)であろうと、一つの尊い命じゃないか!」
赤ん坊を抱いて家に連れ帰ると、心根の優(yōu)しい夫の趙玉春さんにも異存はなかった。だが、夫婦はすぐに、この赤ん坊がふつうの赤ん坊と違うことに気付いた。ミルクを吸うことができず、頭もしっかりと支えられない。夫婦は赤ん坊を病院に連れて行った。病院では、「重度の脳性マヒ」と診斷された。
李さんは、麗坤さんを引き取って育て始めた頃を振り返り、「周りの人たちが口々に、『あなた方夫婦は本當(dāng)に馬鹿じゃないの?彼女を養(yǎng)って一體何になるの?』というのを耳にして、當(dāng)初は泣いていたが、だんだんと気にしなくなった。どんな困難があっても、私は何とか克服してきた」と話した。
夫婦が口移しで捨て子に食事を與え育ててきた話に、多くのネットユーザーが感動(dòng)し、2人を「山西で最も美しい両親」と稱えた。あるネットユーザーは、「子供は不運(yùn)にも重い障害を持って生まれてきたが、世の中で最も大切なものを得た。それは、両親の愛(ài)だ。この愛(ài)は何よりも大きく重く、実の両親であろうとなかろうと、そんなことは関係がない!子供というものは、永遠(yuǎn)に、両親の心の中で最も大切なものだ。両親に感謝しなければ!」とコメントした。(提供/人民網(wǎng)日本語(yǔ)版?編集/KM)
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