2016年6月6日、環(huán)球時(shí)報(bào)は米メディアの報(bào)道を引用し、中國(guó)が世界での影響力を高めるために観光業(yè)に目を向けており、同産業(yè)の発展を強(qiáng)化していると伝えた。

米メディアのボイス?オブ?アメリカは、「中國(guó)は観光業(yè)を自國(guó)の経済を強(qiáng)化する存在と見(jiàn)ているだけでなく、多くの観光客を世界に輸出することで世界での影響力を高めたいと考えている」と指摘した。

5月に北京市で開(kāi)催された第1回世界観光発展會(huì)議で中國(guó)の観光部門代表者は、一帯一路（中國(guó)から中央アジアを経由して歐州に至る陸と、東南アジアを経由してアフリカ?歐州に至る海の二つのルートからなる中國(guó)提唱の経済圏構(gòu)想。陸では高速鉄道の建設(shè)、海では港灣整備などを行う）上に位置する國(guó)に延べ1億5000人の観光客を送り出す計(jì)畫を発表し、今後5年間これらの中國(guó)人観光客により2000億ドル（約21兆円）の消費(fèi)がもたらされると予測(cè)している。

この予測(cè)は関連諸國(guó)の期待を上回っており、専門家の中には、「中國(guó)が観光業(yè)を強(qiáng)化することで各國(guó)の対中外交政策に影響を及ぼす」との聲も上がっている。実際、中國(guó)人観光客の増加に伴い、世界各國(guó)が中國(guó)人に対してビザの緩和措置を打ち出しており、多くの國(guó)の経済に好影響を與えた。中國(guó)のHSBC銀行の最新データによると、タイやマレーシア、ベトナムは中國(guó)人観光客の消費(fèi)による恩恵を受けている。中國(guó)人の海外旅行は2024年に2億4200萬(wàn)人規(guī)模に達(dá)する。この數(shù)字はドイツ?イラン?インドネシア?エジプトに1年間で訪れる外國(guó)人観光客の総數(shù)に相當(dāng)するという。（翻訳?編集/內(nèi)山）