中國経済の減速とは対照的に、中國の労働者の賃金は急激な上昇を遂げている。

鳳凰網(wǎng)が米ブルームバーグの指摘として2日付で報(bào)じたもので、取り上げられているのは中國國家統(tǒng)計(jì)局が先月発表した2015年の非私営単位（國有企業(yè)や行政機(jī)関、國のコントロール下にある株式會(huì)社など）の賃金上昇率。

都市部の平均年収は6萬2029元（約103萬円）に達(dá)し、前年からの成長(zhǎng)率は14年の9．5％を上回る10．1％を記録した。中でも國有企業(yè)は14％増と14年の実績(jī)（8．8％）を約5ポイント超過。政府が製造?建築業(yè)からそれ以外の分野へと経済の重心転換を図る中、賃金引上げによってレジャーなどへの支出を促す狙いがあるとみられている。（提供/Bridge?編集/Yamaguchi）