江西省上饒市信州區(qū)に住むまだ4歳の女の子ブンブンちゃん（仮名）は、1歳3カ月を過(guò)ぎると、両親に連れられて徒歩旅行に出かけるようになった。訪れた地の多くは山岳地帯と國(guó)境地域で、屋外を歩ける日であれば、毎日平均15キロメートル、多い日ならば1日30キロメートルの行程を進(jìn)まなければならなかった。両親は「子供を幼稚園に通わせるつもりはない。小學(xué)校に上がるまで徒歩旅行を続けるつもりだ」としている。多くのネットユーザーの間では、彼女をめぐり熱い論議が展開(kāi)、ブンブンちゃんは「中國(guó)で最も幼いバックパッカー」と稱せられている。銭江晩報(bào)が伝えた。

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潘土豊さんと妻の袁端さんはともにバックパッカーで、獨(dú)身時(shí)代の2人は徒歩旅行をこよなく愛(ài)していた。夫妻の自宅には今もなお、テレビやタブレットPCは見(jiàn)當(dāng)たらない。夫妻は子供を連れて山岳地帯の貧困地域に好んで出かけ、現(xiàn)地の村民と一緒に寢起きした。父親の潘土豊さんは、「子供の心身の健康には人一倍気を遣ってきた。子供が將來(lái)、挫折したときにも、自分自身をしっかりとコントロールできるよう、幼少時(shí)から彼女の獨(dú)立心を養(yǎng)うよう努めてきた」と話した。

一部メディアがこの「バックパッカー女児」に関する記事を取り上げたところ、多くのネットユーザーが次々と関心を抱いた。一部のネットユーザーは、「何萬(wàn)冊(cè)の本を読むより、萬(wàn)里の道を歩いた方が子供のためになる」と、このような教育方針が目新しく素晴らしいものだと稱賛した。だが、疑問(wèn)を抱くネットユーザーの方が多かった。彼らは、「子供の見(jiàn)分を広め、身體を鍛えることは悪いことではない。だが、幼い子供に常に成人と同じ運(yùn)動(dòng)量を課すことは無(wú)意味であり、『過(guò)ぎたるは及ばざるが如し』という事態(tài)に陥りやすい」との見(jiàn)方を示した。

一部のスポーツ醫(yī)學(xué)専門家は、このような行為は子供の身體にダメージをもたらし得ると指摘する。江西省人民病院スポーツ醫(yī)學(xué)科の李洪波副科長(zhǎng)は、「人間の運(yùn)動(dòng)量は、幼少時(shí)から成人期まで、だんだんと増やしていくべきだ。子供の體質(zhì)によって差はあるが、両親は子供の身體を鍛える方法について気を配る必要がある。ある程度の量の運(yùn)動(dòng)は子供の身體を鍛える上で有益だが、負(fù)荷が高すぎると逆にマイナス影響が及び、免疫力も低下する恐れがある。極端な場(chǎng)合は子供の骨格の成長(zhǎng)に悪影響が及び、四肢の成長(zhǎng)の妨げとなり、四肢短縮癥や関節(jié)奇形の原因となる」と指摘した。

華東交通大學(xué)心理的素質(zhì)教育研究院の舒曼常務(wù)副院長(zhǎng)は、「このような教育方針を宣伝?普及する意味はない。子供はいつの日か社會(huì)人になる。これは、自分と取り巻く社會(huì)環(huán)境や狀況にうまく適応する人間に子供を育てる必要があることを意味しており、決して、獨(dú)立獨(dú)歩でひたすら我が道だけを行くような人間に子供を育てることではない」との見(jiàn)方を示した。（提供/人民網(wǎng)日本語(yǔ)版?編集/KM）