2016年6月7日、仏ブランドのランコムが香港の女性歌手デニス?ホー（何韻詩(shī)）の音楽イベントを急きょ取り消したことで、香港から怒りの聲が噴出。歐米メディアも大きく報(bào)道している。聯(lián)合報(bào)が伝えた。

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デニス?ホーは今月19日、ランコムが香港にオープンする新店舗で音楽イベントに出演予定だった。しかし6日、ランコムの中國(guó)版ツイッター公式ページでは、2回にわたって取り消しを発表。中國(guó)のネットユーザーが同社のボイコットを叫んだことで、その圧力に屈したものと思われる。なお、デニス?ホーは政治的発言が多いことで知られ、14年の香港民主派デモにも參加。デモ隊(duì)の強(qiáng)制排除の際には警察に連行されている。

中國(guó)の圧力に対し、すぐさま取り消しを発表した形のランコム社に対し、香港のネットユーザーからは怒りの聲が噴出。同社のフェイスブックページには6日正午の時(shí)點(diǎn)で、4萬(wàn)人を超えるネットユーザーから抗議の聲が寄せられている。

デニス?ホーは6日、「企業(yè)は利益を求めるだけでなく、道徳的責(zé)任も負(fù)わなければいけない。権力に一度屈したら、もう歯止めが利かなくなる」とメッセージを発表。ネットユーザーや一般市民だけでなく、実業(yè)家のリチャード?リー（李澤楷）氏ら著名人も支持を表明している。また、英BBCをはじめ歐米メディアもこの騒動(dòng)を大きく伝えている。（翻訳?編集/Mathilda）