化粧品大手ロレアルが板挾み!人気歌手の音楽イベント中止で香港、臺灣でも「商品ボイコット」の聲上がる―臺灣メディア

Record China    2016年6月8日(水) 11時40分

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7日、臺灣メディア?風(fēng)傳媒によると、高級化粧品ブランド「ランコム」を展開する仏ロレアルに対し、香港、臺灣の消費者から同社製品の不買を呼び掛ける聲が上がっている。資料寫真。

2016年6月7日、臺灣メディア?風(fēng)傳媒によると、高級化粧品ブランド「ランコム」を展開する仏ロレアルに対し、香港、臺灣の消費者から同社製品の不買を呼び掛ける聲が上がっている。ランコムの新店舗での音楽イベントが急きょ中止されたことが発端で、同メディアは「中國の歓心を買うため」と伝えた。

香港の新店舗で今月19日に開催されるイベントに出演予定だったのは、地元?香港の民主運動を支持してきた女性歌手のデニス?ホー(何韻詩)。中國紙が「デニス?ホーに出演を依頼することは香港獨立を支持することに等しい」との疑問を投げ掛けたところ、中國のネット上にはロレアルの全ブランドのボイコットを訴える聲が飛び交った。

ランコム側(cè)は5日に聲明を出し、イベントの中止を発表。しかし、中國のネットユーザーの反発は収まらず、さらに香港、臺灣の消費者の怒りを買うという事態(tài)に発展した。香港のネットユーザーはSNSに「ロレアルは世界最大の化粧品會社なのに中國政府の圧力に屈した。企業(yè)の道徳的責(zé)任を放棄している」などと投稿しており、臺灣のネット上にもロレアルブランドの不買を呼び掛けるコメントが寄せられている。(翻訳?編集/野谷

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