「安全」な日本の目薬、意外な落とし穴も―中國(guó)紙

Record China    2016年6月9日(木) 8時(shí)50分

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7日、常州日?qǐng)?bào)は、「日本の目薬はそんなに素晴らしいのか?」と題する記事を掲載した。資料寫真。

2016年6月7日、常州日?qǐng)?bào)は、「日本の目薬はそんなに素晴らしいのか?」と題する記事を掲載した。

眼精疲労改善、充血改善、角膜保護(hù)など、さまざまな効果がある日本製の目薬は、知らず知らずのうちに中國(guó)人観光客爆買いリストにも入っていた。こうした狀況を受け、記事は日本製の目薬はそれほど良いものなのかを検証している。

記事はまず、日本の目薬には「第2類醫(yī)薬品」と記されており、副作用が起こりうると指摘。眼科醫(yī)の張(ジャン)氏は、「多くの成分は目に良いものだが、長(zhǎng)期的に使用すると悪影響が出る可能性がある」と注意喚起している。「たとえば、塩酸テトラヒドロゾリンは血管を収縮させる効果があり、充血を改善してくれるが、これは短期的な効果しか期待できない。もし充血が炎癥によるものなら、眼球乾燥癥を引き起こしかねない」と話す。

また、ネオスチグミンメチル硫酸塩については、「目の調(diào)節(jié)機(jī)能を増強(qiáng)する効果があり、仮性近視を緩和する効果があるが、すでに近視である場(chǎng)合やまったく近視ではない場(chǎng)合は意味がない」とし、ペパーミントや龍脳は「眼精疲労を緩和する効果はあるものの、長(zhǎng)期使用するとやはり乾燥癥の悪循環(huán)の恐れがある」としている。

目薬のほか、日本製の眼球洗浄液も中國(guó)人に人気の商品だ。しかし、張氏は一定の効果は期待できるとしながらも、やはり長(zhǎng)期使用することによって「涙の分泌能力が退化したり、抗菌成分によって菌が薬への抵抗性を持った場(chǎng)合は感染後の治療が困難になったりする」とその危険性を指摘した。

張氏は、「特に癥狀のない人は目薬を使わない方がいい。どうしても使用する場(chǎng)合は人工涙液をお?jiǎng)幛幛工?。乾燥を防ぐことができ、目に害はない」とし、「成分が安全だからといって目薬を亂用するのは良いことではない」と話しているという。(翻訳?編集/北田

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