正式オープン前の上海ディズニーランド、周辺の不動産はすでに値上がり―香港紙

Record China    2016年6月12日(日) 16時20分

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11日、上海ディズニーランドの正式オープンを前に、周辺では他の開発もすすみ、不動産価格が値上がりしていると、香港紙が報じた。寫真は上海ディズニーランド。

2016年6月11日、參考消息(電子版)によると、上海ディズニーランドは「上海國際旅游度假區(qū)」の中心部に位置するが、16日の正式オープンを前に、周辺では他の開発もすすみ、不動産価格が値上がりしていると、香港のサウスチャイナ?モーニング?ポストが報じた。

上海國際旅游度假區(qū)は中國政府の「十二五計畫」(國家第12次5カ年計畫)ですすめられた國家プロジェクトの1つで、産業(yè)構造を製造業(yè)中心からサービス業(yè)中心へと転換させることを目的としており、総面積は20平方キロに及ぶ。面積3.9平方キロの上海ディズニーランドは、その一部を構成する存在にすぎないが、周辺にはホテルやデパート、さらに高級住宅も立ち並ぶ。

不動産リサーチ會社?ジョーンズラングラサールの研究員は、小売りなど他の開発業(yè)者もディズニーとともにプロジェクトをすすめて利益を上げようとしていると指摘する。中國の唯泰公司やイタリアのRDMグループが手がけるアウトレットモールやショッピングモールが建設されつつある。

中國の不動産リサーチ會社?明天地(Mingtiandi)によれば、上海ディズニーランドの周辺では不動産取引が活発になっており、周辺の開発プロジェクトの価格は35%も値上がっているという。

ただ、ジョーンズラングラサールの研究員は、上海ディズニーランドのプロジェクトで周辺の不動産価格に影響は出ているものの、価格は穏當なものになっているとも指摘している。(翻訳?編集/岡田)

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