2016年6月13日、中國(guó)の河北工程大學(xué)では毎年卒業(yè)生が使わなくなった日用品を譲渡するイベントが催されているが、卒業(yè)生の譲渡品に周辺住民が群がる事態(tài)が発生し、物議を醸した。

同校では2008年から卒業(yè)シーズンの6月にこのイベントを開(kāi)催しており、寮生活の卒業(yè)生が使わなくなった布団や本、衣服などの日用品を譲渡している。低価格で販売する卒業(yè)生もいれば、ボランティア団體や経済的に恵まれない學(xué)生に無(wú)料で譲り渡す人もいる。

學(xué)校敷地內(nèi)に設(shè)置された臺(tái)に置かれた譲渡品は學(xué)生なら自由に選んで持って行くことができるが、この臺(tái)に周辺住民が毎日のように群がり、最終日の12日には多くの住民が姿を見(jiàn)せた。中年の男性や女性が多く、學(xué)生が注意しても効果はなかった。中にはその場(chǎng)で試著する人も現(xiàn)れ、見(jiàn)かねた他の學(xué)生らが協(xié)力し、どうにか住民を阻止することに成功した。住民らが奪い合ったことで臺(tái)の上のものは散亂し、多くの住民が群がったためにどれだけのものがなくなったかは把握できないという。（翻訳?編集/內(nèi)山）