性的マイノリティは13人に1人、もっと理解を?。较冗M國が容認(rèn)する「婚姻の平等」、日中韓は認(rèn)めず―『職場のLGBT読本』著者

八牧浩行    2016年6月15日(水) 4時20分

拡大

14日、『職場のLGBT読本』の著者、村木真紀(jì)?虹色ダイバーシティ代表が日本記者クラブで講演、「性的マイノリティの人たちをもっと理解し、活かすために國?企業(yè)?社會が取り組んでほしい」と訴えた。

(1 / 3 枚)

2016年6月14日、『職場のLGBT読本』の著者、村木真紀(jì)?虹色ダイバーシティ代表が日本記者クラブで講演、「性的マイノリティの人たちをもっと理解し、活かすために、國?企業(yè)?社會が取り組んでほしい」と訴えた。

その他の寫真

性的マイノリティ(少數(shù)者)とは好きになる相手の性別が「異性だけではない」人たちのこと。レズビアン(L)、ゲイ(G)、バイセクシャル(B)、トランスジェンダー(T)の頭文字をとって「LGBT」と総稱される。バイセクシュアルは、異性を好きになることも同性を好きになることもある人。トランスジェンダーは、生まれたときと違う性別で生きたい人。電通総研が15年に実施した調(diào)査によると、全體の7.6%と13人に1人の割合。先進G7諸國の中で、婚姻の平等が法律的に認(rèn)められていないのは日本だけ。中國、韓國なども同性愛者の権利を守る特定の法律がないという。

歐米では市民団體や企業(yè)が、性的少數(shù)者を支えるための調(diào)査や施策を?qū)g施している。村木さんは大學(xué)卒業(yè)後いくつかの企業(yè)に就職したが、転職を繰り返した後、13年に仲間と非営利NPO法人「虹色ダイバーシテ?!工蛟O(shè)立した。名前は性の多様性を祝う象徴とされる「6色の虹」からとった。

 

女性のパートナーと暮らす村木さんは、同性愛は「病気」「変態(tài)」といった否定的な見方があるために、いじめや差別を恐れて打ち明けられない人が多い、と嘆く。自身の経験をもとに「性的少數(shù)者も、安心して働ける職場をつくってほしい?!亥邾狻弧亥欹骸弧亥蕖弧亥庭ā护胜晌昝锏膜恃匀~や性的少數(shù)者への差別的な言動はハラスメントの一つ。従業(yè)員の働く意欲を下げ、心の病や離職に追いやることは企業(yè)の損失にもなる」と指摘。その上で、「偏見のせいで、力を発揮できない性的少數(shù)者がたくさんいる?!郝殘訾味鄻斝浴护蛘n題にしてもらうよう日本の企業(yè)に働きかけたい」と力を込めた。

 

社會労務(wù)保険士でもある村木さんは、「周りに虹色のシールを貼って、支援者であることを示そう」「福利厚生や差別禁止規(guī)定の対象に、性的少數(shù)者も加えてください」「性的少數(shù)者であることを打ち明けやすい環(huán)境をつくることも大事」と訴えている。

村木さんによると、企業(yè)は単なる職場內(nèi)だけでなく、顧客や消費者に対しても配慮が必要となる。特に、海外に拠點をもつグローバル企業(yè)が、同性婚が合法の國?地域で同性カップルが不快に感じる商品やサービスを売れば、賠償問題にも発展しかねないという。

 

行政も動き出している。昨年、東京都の渋谷區(qū)や世田谷區(qū)が、同性カップルを「夫婦に相當(dāng)する関係」と認(rèn)める書類の発行を始めた。性的少數(shù)者が集まって話す會合や、電話相談などを始めた自治體もある。

パナソニック、トヨタ自動車などの大企業(yè)も、慶弔休暇などを同性パートナーのいる社員にも広げようと、社內(nèi)規(guī)定の見直しに入った。人出不足の時代、多様性を重視しなければ優(yōu)れた人材を確保できなくなっていることも背景にあるようだ。國會でも、性的少數(shù)者への差別解消を進める法案や、同性カップルに社會保障を與える制度などについて、議論がスタート。村木さんは「社會が変わってきている」ことを?qū)g感している。

 

村木さんは、4年後に開かれる民族の祭典?東京五輪?パラリンピックに期待を寄せ、「男、女、性的少數(shù)者、障害のある人、外國籍の人など多様な人たちをすべて受け入れ尊重できる大會にしたい」と意気込んでいる。8月に開かれるリオデジャネイロ五輪でもLGBTが話題となるという。(八牧浩行

■筆者プロフィール:八牧浩行

1971年時事通信社入社。 編集局経済部記者、ロンドン特派員、経済部長、常務(wù)取締役編集局長等を歴任。この間、財界、大蔵省、日銀キャップを務(wù)めたほか、歐州、米國、アフリカ、中東、アジア諸國を取材。英國?サッチャー首相、中國?李鵬首相をはじめ多くの首脳と會見。東京都日中友好協(xié)會特任顧問。時事総合研究所客員研究員。著?共著に「中國危機ー巨大化するチャイナリスクに備えよ」「寡占支配」「外國為替ハンドブック」など。趣味はマラソン(フルマラソン12回完走=東京マラソン4回)、ヴァイオリン演奏。

この記事のコメントを見る

在中、在韓日本人の情報大募集!
あなたが知っている中國や韓國で奮闘中の日本人をご紹介ください!ご連絡(luò)はこちらまで

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China?記事へのご意見?お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業(yè)務(wù)提攜

Record Chinaへの業(yè)務(wù)提攜に関するお問い合わせはこちら

業(yè)務(wù)提攜