2016年6月14日、環(huán)球網(wǎng)によると、フィリピンの青年団體が南シナ海のスカボロー礁に國旗を掲げようとした問題をめぐり、同國の現(xiàn)地當(dāng)局が調(diào)査を行う考えを明らかにした。

中國が実効支配する同巖礁への上陸を試みたのはフィリピン人15人と米國人1人。フィリピンの獨(dú)立記念日に當(dāng)たる今月12日に巖礁に近づいたが、中國海警船によって行く手を阻まれ、泳いで渡ろうとした人もいたという。

この問題に関し、フィリピンの沿岸警備隊(duì)は「（巖礁付近の）サンバレス州から正式な報(bào)告は受けていない」とし、青年らが當(dāng)局の許可を受けていたかなど、これから事の真?zhèn)韦虼_認(rèn)するとの考えを表明。青年らを乗せた漁船も主な調(diào)査対象となり、場合によっては船主が処罰を受ける可能性もあるとの見通しを示した。

一方、この件について13日の會見で質(zhì)問を受けた中國外交部の陸慷（ルー?カン）報(bào)道官は「これまで繰り返し説明してきたが、同巖礁は中國固有の領(lǐng)土だ」と指摘、「フィリピンには中國の主権を尊重し、挑発行為を行わないよう促したい」と述べた。（翻訳?編集/野谷）