2016年6月14日、環(huán)球時(shí)報(bào)によると、今月15日の世界高齢者虐待啓発デーに合わせ、韓國(guó)でこの問題を取り上げた報(bào)道が増えている。

韓國(guó)にある老人ホームの數(shù)は昨年末時(shí)點(diǎn)で5083カ所に上り、2008年からほぼ倍になった。入所者數(shù)は13萬2000人。近年は施設(shè)內(nèi)での事故が急増しており、14年5月には火災(zāi)で22人の命が奪われた。虐待問題も深刻化する中、韓國(guó)保健福祉部は先月27日に全國(guó)の老人ホームを?qū)澫螭趣工氤酩稳藰噩F(xiàn)狀調(diào)査の実施を宣言?！父啐h者と対面形式で話をし、狀況を把握する」との方針を示した。

ある現(xiàn)地メディアは13日付で悪質(zhì)なホームの実態(tài)を報(bào)じる記事を掲載し、ソウル市の某施設(shè)では「経費(fèi)の無駄」を理由に昨年6月から紙おむつの提供數(shù)を減らしていると説明。交換が必要になっても取り換えはせず、交換時(shí)にカーテンなどで遮るといった配慮もしていないという。また、忠清北道の施設(shè)では他の入所者とトラブルを起こした高齢者を鎖でつないで1週間にわたって監(jiān)禁するという事件が起き、別の施設(shè)でも75歳の入所者が「明け方になっても寢ていない」という理由で施設(shè)のスタッフから暴行を受け、腰の骨を折るという問題が発生している。（翻訳?編集/野谷）