中國人留學(xué)生、韓國地方経済の「救世主」に?

人民網(wǎng)日本語版    2016年6月18日(土) 18時30分

拡大

韓流文化の影響の拡大と地理的優(yōu)位性から、韓國を留學(xué)先に選ぶ中國人學(xué)生がますます増えつつある。韓國政府も地方経済活性化の原動力として、中國人留學(xué)生に著目する動きがでている。寫真は韓國の中華街。

韓流文化の影響の拡大と地理的優(yōu)位性から、韓國を留學(xué)先に選ぶ中國人學(xué)生がますます増えつつある。韓國政府も地方経済活性化の原動力として、中國人留學(xué)生に著目する動きがでている。

韓國教育部は先日、「Study Korea 2023」計畫を始動。2023年までに留學(xué)生數(shù)を現(xiàn)在の2倍にあたる20萬人にするとし、ソウル以外の地方大學(xué)で學(xué)ぶ中國人留學(xué)生に対しては、奨學(xué)金を出すなどして約3萬人を地方都市に呼び込み、それによって地方経済を活性化させたい考えを発表した。

■地方経済に貢獻する中國人留學(xué)生

統(tǒng)計によると、中國は韓國の大學(xué)最大の留學(xué)生源となっており、中國人留學(xué)生が占める割合は全體の6割近くに上っている。文化、経済、先端技術(shù)といった分野が毎年多くの中國の若者を韓國へと引き付けている。

記者がソウル周辺の主要大學(xué)に足を踏み入れてみると、至る所で中國語の會話が耳に入った。今では韓國の主要大學(xué)周辺には中國語の看板が林立し、中華料理レストランから中國系スーパーまでが軒を連ね、近年では中國系のカラオケボックスやネットバー、ドリンクバー、漫畫喫茶も登場し、中國の朝食を提供する店まで現(xiàn)れ、立派な中華街と化している。

首都ソウルで中國人留學(xué)生が大學(xué)生たちの暮らしを変えたとなれば、その影響は地方都市ではさらに顕著となる。ソウルから地下鉄で1時間ほど走れば、忠清南道牙山市(チュンチョンナムド?アサンシ)に入る。この地の住民である金さんの話によると、中國人留學(xué)生が訪れる前は、大學(xué)近辺は「意気消沈」し、地域経済も壊滅的な狀態(tài)となっていた。しかし、中國人留學(xué)生がやってくると、まるで活性剤でも打たれたかのように地方経済はみるみる回復(fù)し、學(xué)生數(shù)が増えるに連れて、中國人學(xué)生ばかりか韓國人學(xué)生も學(xué)校周辺の店に戻ってくるようになったという。

地元政府の統(tǒng)計によると、牙山地區(qū)の大學(xué)周辺の空き部屋率は、2008年には69%に達していたが、地方経済の活性化によって、2015年には30%以下まで下がった。

■韓國の大學(xué)の窮地

韓國の大學(xué)は現(xiàn)在窮地に立たされており、これも留學(xué)生を引き付けたい大きな要因となっている。この窮地の根本的問題は韓國の下がり続ける出生率にある。出生率が下がり続けることで入學(xué)者數(shù)も減少を続けており、韓國の教育界は大きな危機に直面することになった。

減少する出生率とは反対に、高齢化は増加の一途を辿り、総人口に占める高齢者の割合は2000年に7.2%だったのが、13年には12.2%に膨れ上がっている。この勢いが続けば、韓國の人口は2018年から大幅に減少し、2750年に韓國は無人國家となるという悲観的な予測をする學(xué)者まで出てきている。

それだけではない。近年は韓國の內(nèi)需市場に見切りを付けて中國といった海外市場に目を向ける韓國企業(yè)が増え、これによって企業(yè)の「グローバルな視野をもつ人材」への需要が拡大、海外留學(xué)を選択する韓國人學(xué)生は大幅に増え、國內(nèi)の教育産業(yè)は赤字からの脫卻の術(shù)を見出せずにいる。

困窮の中、やむを得ず考え出された解決策が留學(xué)生に依存するといもの。しかし、韓國には學(xué)生募集の制限があり、大學(xué)側(cè)の政府に対する不満は膨らんでいる。年に一度開かれる「韓國私立大學(xué)長會議」で、釜山外國語大學(xué)のある教授は取材に対し、「韓國政府は過度に大學(xué)の自主権を押さえ込んでいるところがある。昨今世界各國が留學(xué)政策を緩める方向で進んでいるにも関わらず、韓國はその逆を行っている」と不満を漏らし、大學(xué)により多くの自主権を與えるよう政府に求めた。(提供/人民網(wǎng)日本語版?編集MI)

この記事のコメントを見る

在中、在韓日本人の情報大募集!
あなたが知っている中國や韓國で奮闘中の日本人をご紹介ください!ご連絡(luò)はこちらまで

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China?記事へのご意見?お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業(yè)務(wù)提攜

Record Chinaへの業(yè)務(wù)提攜に関するお問い合わせはこちら

業(yè)務(wù)提攜