2016年6月17日、中國(guó)は6月が卒業(yè)シーズンで、多くの新卒者が社會(huì)に羽ばたいて行く。かつて大卒の學(xué)歴は就職において強(qiáng)い武器となっていたが、大學(xué)卒業(yè)が珍しくなくなったことに加え、就職戦線の競(jìng)爭(zhēng)激化や中國(guó)経済の減速が新卒者らの進(jìn)路に変化を招いている。新華社通信が伝えた。

米ブルームバーグは中國(guó)の教育コンサルタント會(huì)社?麥可思のデータを紹介し、2015年の大學(xué)卒業(yè)生のうち、フルタイムの仕事を見(jiàn)つけられたのは77．4％で、前年より2％弱減った。さまざまな不安要素から、中國(guó)の學(xué)生らの中では「學(xué)士以上の學(xué)位取得のため引き続き勉學(xué)に勵(lì)む」「思い切って起業(yè)する」という2つの選択肢が目立つようになったという。麥可思のデータでは、2015年は3％の大學(xué)卒業(yè)生が會(huì)社を立ち上げ、10．1％が上位學(xué)位の取得を選んだ。この2つはいずれも前年より上昇した。

就職率が高い職種について報(bào)道では、「情報(bào)、教育、醫(yī)療関連企業(yè)は新卒者の採(cǎi)用を拡大している。これは、中國(guó)経済におけるサービス業(yè)の存在が強(qiáng)まっていることを反映している。さらに、貿(mào)易大國(guó)である中國(guó)では、物流に精通した人材を求めており、物流関連を?qū)Wぶ學(xué)生の2015年の就職率は96．6％だった。さらに、中國(guó)は産業(yè)の発展に伴い、オートメーションやソフトウエアに詳しい人材の需要も増加する。一方で、就職戦線において厳しい狀況が続くのは、心理學(xué)や化學(xué)、音楽、バイオテクノロジーなどだ」と指摘した。（翻訳?編集/內(nèi)山）