北京から消えゆく「蟲」たち、夜市閉鎖へ、名物料理「サソリの鉄板焼き」も姿消す運命に―スペイン紙

Record China    2016年6月19日(日) 20時30分

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18日、中國北京市で、蟲料理が名物だった夜市が間もなく閉鎖される。衛(wèi)生面や騒音などが閉鎖の原因だ。寫真は北京の屋臺街。

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2016年6月18日、中國北京市で、蟲料理が名物だった夜市が間もなく閉鎖される。參考消息網によると、スペインのABC紙は、サソリなどの蟲たちが店頭から姿を消し、それらを使った料理もなくなると伝えている。

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北京市の東華門夜市に店を出しているある経営者は、32年続いた夜市が24日に閉鎖となることについて、「ここは市內でも國內外から訪れる観光客が最も多い通りの一つだった」と振り返る。名物料理となっていた「サソリの鉄板焼き」なども食べられなくなるという。

東華門夜市は、市中心部の繁華街、王府井にほど近い場所にある。1984年に誕生し、多くの露天が集まる場所となっていた。當初は北京の地元料理が中心だったが、地方料理を出す店も増え、現在では春巻きや北京ダック、シシカバブから、ヘビやセミ、ヒトデ、タツノオトシゴなどを使った料理を出す店もある。

だが市當局は、衛(wèi)生面に加え、ごみや近隣住民から騒音の苦情が出ていることなどを受け、夜市の閉鎖を決めた。

同地ではサソリを食べている寫真や動畫を撮る國內外の観光客の姿が數多く見られるが、そうした光景も殘り數日のことになってしまった。(翻訳?編集/岡田)

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