2016年6月22日、韓國(guó)?聯(lián)合ニュースによると、ギネス世界記録の獲得を狙って韓國(guó)の自治體が先を爭(zhēng)うように作ってきた作品の數(shù)々が、今ではほとんどがらくた同然となってしまっている。

その一つが、忠清北道?槐山郡のトウガラシ流通センター広場(chǎng)に置かれている。05年に同郡が「世界最大の調(diào)理器具を作る」として5億1000萬(wàn)ウォン（約4600萬(wàn)円）を投じて製作した巨大な鉄釜だ。直徑5．68メートル、高さ2．2メートルで、使われた鉄材は43．5トンに上る。製作時(shí)は數(shù)千人分のごはんを一度に炊けるという觸れ込みだったが、いざ出來(lái)上がってみると大き過(guò)ぎてごはんは炊けず、さらにオーストラリアにもっと大きな器があることが分かり、目的のギネス記録もならなかった。以降、この大釜は地域の特産品のトウモロコシをゆでるイベントで數(shù)度使われた程度だという。

こちらは調(diào)理器具ではなくアート作品だが、清州市が昨年進(jìn)めた「CDプロジェクト」でも似たような「産物」が生まれた。市民から集めた48萬(wàn)9000枚ほどのCDで古い工場(chǎng)の壁面を飾るもので、橫180メートル、高さ30メートルに達(dá)するという作品は「CDを使った最大の設(shè)置物」としてギネスブックに登載された。しかし問(wèn)題は完成後だった。年間1億ウォン（約900萬(wàn)円）以上の維持?保守費(fèi)用に加え、安全性の問(wèn)題も出てきたのだ。

ほかにも、直徑5メートルを超える巨大太鼓（永同郡）、縦橫5×3．5メートルの大皿（釜山市）、2．7キロ続く壁畫(huà)（泰安郡）、長(zhǎng)さ1200メートルのキムパプ（のり巻き?大邱市）など、1回のイベント以降は使い道がなくなったり、維持に思わぬ費(fèi)用がかかったりと、韓國(guó)の地方公務(wù)員の頭を悩ませている巨大作品は少なくないようだ。

これに、韓國(guó)のネットユーザーからあきれたようなコメントが多數(shù)寄せられている。

「どこもかしこもあきれることだらけ」

「この國(guó)に泥棒が多いのは、地位の高低に関係ないんだね」

「予算の無(wú)駄遣いの責(zé)任を問(wèn)う法律を早く作るべき」

「いやあ、感嘆するよ。無(wú)駄なことをさせたらギネス級(jí)だね」

「管理できないなら世界一なんか狙うなよ」

「大釜なんて誰(shuí)の頭から出たアイデアなんだろう？気になる」

「ま、韓國(guó)人は見(jiàn)えっ張りだからな」

「稅金の無(wú)駄遣い國(guó)家としてギネスに載る」

「そんなに最大とか最高になりたいのか？公職に就いている間、最高の仕事をした人として後世に殘ることを狙ってくれよ」

「笑うしかない」

「世界最高のがらくたとして認(rèn)定される」（翻訳?編集/吉金）