Record China 2016年6月25日(土) 9時10分
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23日、次期フィリピン大統(tǒng)領(lǐng)のドゥテルテ氏はこのほど、クラーク鉄道計畫に中國から協(xié)力が提案されたことを明らかにした。資料寫真。
2016年6月23日、米華字メディア?多維新聞によると、次期フィリピン大統(tǒng)領(lǐng)となったロドリゴ?ドゥテルテ氏が米國の駐フィリピン大使に対して強硬な発言を行ったことに続き、今後は首都?マニラとパンパンガ州を結(jié)ぶクラーク鉄道の建設(shè)計畫に中國から協(xié)力が提案されたことを明らかにし、國內(nèi)外から注目されている。
クラーク経済特別區(qū)は米軍基地の跡地に位置し、スカボロー礁(中國名:黃巖島)への警戒のため米軍が軍用機派遣に使っているクラーク國際空港にもほど近い。これは事実上、中國の鉄道が米國の南シナ海前線基地の中心部にまで伸びることになり、フィリピン政府上層部から、これまでとはまったく異なる中國との関係改善を図ろうとする強いメッセージが発せられたことになる。
現(xiàn)在、次期交通相をはじめとする閣僚6人が中國を訪問していることも明らかになっている。フィリピン華字紙?フィリピン商報によると、ドゥテルテ氏はダバオで行われた懇親會の席で、國內(nèi)の企業(yè)家を前に「中國と競爭できなければ、われわれは中國の好意を受け入れるしかない」と話した。
ドゥテルテ氏は以前から両國関係の改善や中國に歩み寄る內(nèi)容の発言が散見されており、今後フィリピンが米國寄りの外交姿勢から中國寄りにシフトする可能性は確実とみられている。(翻訳?編集/岡田)
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