食の西洋化がもたらす弊害、中國に「地産地消」「スローフード」のススメ―米紙

2007年12月30日、「中青在線」は、西洋化が進む中國人の食生活を懸念し、中國に伝統(tǒng)的な食材や調(diào)理法を見直すことを勧める「ニューヨーク?タイムズ」の記事を紹介した。主な內(nèi)容は以下の通り。

【その他の寫真】

「北京市內(nèi)のスーパーマーケットには、ニュージーランドの乳製品、フランスのワイン、イタリアのオリーブオイルなど、多くの輸入食品が並んでいる。どれも、今人気のある商品だ。最近の若者は、お茶や果物を嫌い、コーラやスナック菓子など工場で加工された食品を好んで食べる」

「中國では、経済が発展するにつれ、食の西洋化が進むなど、この10年で食生活が大きく変化した。しかし、食品の輸入や工場加工食品が、地球溫暖化や環(huán)境の破壊等の問題にも関連しているということに、気づく人は少ない」

「中國の伝統(tǒng)的な食材や調(diào)理法を守ることも大切だ。地元の材料を無駄なく利用して、數(shù)々の料理を作る中華料理のコックは世界一といえるだろう。豊かになった中國の市民には、環(huán)境保護の意識をもって、地産地消を心がけ、偉大な中華料理を守っていってほしい」

同紙は記事の中で、中國人の食生活の過度な西洋化を憂い、環(huán)境にやさしい食生活や、食の伝統(tǒng)の重視を訴えている。（翻訳?編集/高橋）