「南シナ海付近でロシアと合同軍事演習を行う可能性はある」―中國國防部

Record China    2016年7月1日(金) 15時40分

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1日、環(huán)球時報によると、中國國防部の呉謙報道官は、今年行うロシアとの海上軍事演習に関し、「南シナ海付近で実施する可能性がある」と語った。資料寫真。

2016年7月1日、環(huán)球時報によると、中國國防部の呉謙(ウー?チエン)報道官は先月30日、今年行うロシアとの海上軍事演習に関し、「南シナ海付近で実施する可能性がある」と語った。

中ロが2012年に始めた海上軍事演習は年1回のペースで実施されており、両國が行う合同軍事演習としては最大規(guī)模。12年は中國?青島(山東?。└督吸S海、13年はロシア?ウラジオストク付近の日本海、14年は再び中國というように実施先は両國付近の海域が交互に選ばれている。

中國はこれまで司令部を青島に置く北海艦隊、浙江省寧波に置く東海艦隊が中心となる演習を実施したことから、次は南海艦隊(広東省湛江市)が主力となる可能性が「非常に高い」という。

両國はかねてより「軍事演習は第3國を念頭に置いたものではない」と説明してきたが、南シナ海付近で実施した場合はこれまで以上の関心を呼びそうだ。この問題に関し、軍に近いある人物は「演習は常態(tài)化したものであり、外部があれこれ考えることではない。第3國に向けたものではないが、地域の敏感性を考慮してわざわざ回避するようなこともあり得ない」と指摘した。(翻訳?編集/野谷

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