2016年7月4日、韓國(guó)の樸槿恵（パク?クネ）大統(tǒng)領(lǐng)は1日に起こったバングラデシュでの人質(zhì)テロ事件などを受け、「世界のどの地域もテロの脅威から安全ではないということが改めて確認(rèn)された」と述べた。韓國(guó)?アジア経済などが伝えた。

樸大統(tǒng)領(lǐng)はこの日午前、大統(tǒng)領(lǐng)府で開いた閣議で、先月28日にトルコ?イスタンブールの空港で起きた自爆テロ事件や、日本人7人が犠牲となったバングラデシュ?ダッカでの人質(zhì)事件などを念頭に「まったく利害関係のない、また罪のない人々を標(biāo)的としたテロに全世界が驚いている」とし、上のように指摘した。その上で閣僚らに対し、先月発足した韓國(guó)のテロ対策センターを中心として、危険人物の國(guó)內(nèi)への侵入を防ぐための入國(guó)審査や危険物管理の徹底など、テロ対策に萬(wàn)全を期すよう求めた。

また、外交部や在外公館に対し、旅行警報(bào)制度などテロ対策のためのシステムを再點(diǎn)検し、在外韓國(guó)人や韓國(guó)人海外旅行者の保護(hù)に力を盡くすよう求めた。

これについて、韓國(guó)のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられたが、多數(shù)の共感を得たのは「韓國(guó)にはテロよりもっと危険なものがある」との聲。他にも、「僕らはあなたのおかげで安全でないのだ」「樸大統(tǒng)領(lǐng)の方が怖い」「韓國(guó)がまず注意すべきは大統(tǒng)領(lǐng)だ」「內(nèi)部の敵が一番怖いよ」「大統(tǒng)領(lǐng)に何が分かる？」「結(jié)局、旅行するのに不便な世の中になったと言いたいの？」など樸大統(tǒng)領(lǐng)に対し手厳しい聲が並んだ。

また、「ああ、だから大統(tǒng)領(lǐng)は最近海外に行かないんだね。ちゃんと理由があったか」「この國(guó)はテロよりも大統(tǒng)領(lǐng)の無(wú)能さを嘆くまでになってしまった。大統(tǒng)領(lǐng)、この世論をちゃんと見て」「この政権は恐怖に寄生している」「船がひっくり返って300人が犠牲になっても報(bào)道を操作するような國(guó)で、いまさらテロなんか怖くないさ」「國(guó)民に放水銃を向け、セウォル號(hào)を沈め、MERS（中東呼吸器癥候群）を拡散させたのは誰(shuí)だ？」「韓國(guó)はテロが起きなくても自然に滅びると思う」などのコメントが寄せられた。（翻訳?編集/吉金）