Record China 2016年7月6日(水) 6時10分
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5日、新華社によると、韓國の専門家はフィリピンが一方的に南シナ海問題の仲裁を申し立てたのは國際法違反だと指摘した。資料寫真。
2016年7月5日、新華社によると、韓國の専門家はフィリピンが一方的に南シナ海問題の仲裁を申し立てたのは國際法違反だと指摘した。
長年、海洋法や國際法の研究に攜わってきた韓國仁荷大學の金顕洙(キム?ヒョンス)教授は、新華社の取材に対してフィリピンが一方的に仲裁案を提起したことは國際法に反するだけでなく、中國と東南アジア諸國連合(ASEAN)が2002年に合意に達した「南シナ海行動宣言」にも合致しないと指摘した。
金教授は、「最良の方法は対話による平和的解決。フィリピンが一方的に仲裁を申し立てたのは遺憾で、地域の平和と安定に寄與しない」と語った。また、南シナ海問題に関して、「中國は2006年に國連海洋法條約を締結した際、仲裁を含む強制的な紛爭解決手段について適用除外宣言を行っている。條約の締結國として、中國には紛爭解決の方法を選択する権利があり、こうした権利は國際法に依拠する。仲裁裁判所に管轄権はなく、中國は仲裁に関與する義務はないし、結果を受け入れる必要もない」と述べた。(翻訳?編集/北田)
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