2016年7月6日、臺(tái)灣で今年5?6月の中國(guó)本土からの旅行者數(shù)が前年同期比15％減と大きく落ち込んだことが分かった。參考消息網(wǎng)が伝えた。

5日付の米ボイス?オブ?アメリカによると、これは臺(tái)灣の対中國(guó)政策を擔(dān)當(dāng)する行政院（內(nèi)閣）大陸委員會(huì)が先月30日明らかにしたもの。內(nèi)政部の別の統(tǒng)計(jì)でも、中國(guó)本土からの団體旅行者は、5月が前年同期比18％減、6月が同36％減と落ち込みが激しい。個(gè)人旅行は5月が約10％増、6月は0．8％と小幅減。団體旅行と個(gè)人旅行を合わせると6月は約20％減少した。

臺(tái)灣で5月に発足した蔡英文（ツァイ?インウェン）政権が、中國(guó)側(cè)が求める「一つの中國(guó)」の原則を受け入れていないことなどを受け、中國(guó)本土では訪臺(tái)旅行を控えるムードがあるという。

香港?東方日?qǐng)?bào)も5日、中國(guó)本土客數(shù)の落ち込みが臺(tái)灣の中小の旅館経営を悪化させていると指摘している。臺(tái)灣観光局の統(tǒng)計(jì)によると、観光客向けに1年以上営業(yè)している旅館の6割超で経営が前年より悪化。東南アジアや日本、韓國(guó)からの宿泊客獲得のため、客室の値下げも余儀なくされている。（翻訳?編集/柳川）