長友に続き本田の所屬クラブも!中國資本が伊サッカー名門のインテル、ACミラン相次ぎ買収

Record China    2016年8月13日(土) 23時(shí)0分

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イタリアサッカー1部リーグ(セリエA)のACミランとインテルが中國資本に相次いで買収された。ACミランにはサッカー日本代表の本田圭佑、インテルには長友佑都が所屬。中國はセリエAの名門クラブを相次いで手に入れた。寫真はACミラン。

2016年8月12日、サッカー日本代表の本田圭佑が所屬するイタリアサッカー1部リーグ(セリエA)のACミランが中國資本に買収された。同じく日本代表の長友佑都がプレーするインテルも中國企業(yè)の手に渡ったばかり。セリエAの名門クラブを相次いで“爆買い”した中國の勢いが止まらない。

ACミランは1899年創(chuàng)設(shè)で、伊北部のミラノをホームタウンとする。歐州のクラブ選手権を爭うUEFAチャンピオンズリーグでは過去7回の優(yōu)勝を経験。スペインのレアル?マドリードの11回に次ぐ歴代2位の優(yōu)勝回?cái)?shù)を誇る。

1986年、後に伊首相となったベルルスコーニ氏がクラブを買収して會長に就任。豊富な資金力で有力選手を大補(bǔ)強(qiáng)して戦力をそろえ、黃金期を築いた。しかし、過去3シーズンはセリエA20チーム中、8位、10位、7位と低迷。2014年1月、クラブ初のアジア國籍選手として加入した本田もやや精彩を欠いている。

中國メディアによると、今月5日、ACミラン買収を正式発表したのは、中國投資グループ?中歐體育投資管理公司。雙方の協(xié)議ではACミランの価値は7億4000萬ユーロ(約840億円)とされ、その中には2億2000萬ユーロ(約250億円)の負(fù)債も含まれる。

ACミランの株式99.93%の買収価格は5億2000萬ユーロ(約590億円)。さらに中歐體育投資管理公司はチーム強(qiáng)化のため、3億5000萬ユーロ(約390億円)を投資、うち1億ユーロ(約110億円)分は迅速に投入される。同公司は役員を派遣するが、現(xiàn)會長のベルススコーニ氏が引き続きクラブの名譽(yù)會長を務(wù)める見込みという。

一方、6月に同じくミラノに本拠を置くインテルを傘下に収めたのは、中國の家電量販大手?蘇寧雲(yún)商集団。日本では09年に家電量販店のラオックスを買収したことで知られている。

インテルは1908年創(chuàng)設(shè)。ACミラン、ユベントスと並ぶセリエAの三大ビッグクラブで、特にACミランとは永遠(yuǎn)のライバル関係とされ、両チームの対戦は「ミラノダービー」と呼ばれ、國內(nèi)外の注目を集める。セリエA の過去3シーズンは4位、8位、5位。

ロイター通信などによると、蘇寧はインテルの約70%の株式を取得。インテル側(cè)は「莫大(ばくだい)な資金力を持つクラブが支配するサッカー界で、私たちが対等に渡り合うには新しいパートナーが必要だった。重要なのはインテルが競爭力を保ち、成長していくこと。今回の契約合意でその夢も不可能ではなくなった」などと売卻の理由を説明している。

蘇寧は昨年、中國スーパーリーグの江蘇舜天クラブを買収している。蘇寧グループの張近東會長は「インテルの株式取得はグループのスポーツ部門、健康?ライフスタイル市場のキャンペーン戦略のうちの一つ」と強(qiáng)調(diào)。動畫配信サービス「PPTV」の有力コンテンツとする方針とされる。(編集/日向)

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