中國の小學生は本當に日本の小學生より劣っているのか?―中國メディア

Record China    2016年7月9日(土) 7時30分

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6日、解放日報は、「中國の小學生の素養(yǎng)は本當に日本の小學生より劣っているのか」と題するコラム記事を掲載した。寫真は中國の小學生。

2016年7月6日、解放日報は、「中國の小學生の素養(yǎng)は本當に日本の小學生より劣っているのか」と題するコラム記事を掲載した。以下はその概要。

先日、2枚の寫真に対する中國での評価の違いが大きな話題となった。1枚は日本の小學生がタイの空港で靜かに読書をしている様子を?qū)懁筏郡猡?。も?枚は中國の小學生が日本の空港で靜かに読書をしている様子を?qū)懁筏郡猡韦?。両者はまったく同じことをしているにもかかわらず、日本の小學生には稱賛の聲が集まった一方、中國の小學生に対しては「引率の先生にやらされた」とか、「日本人のまねをしただけ」といった辛らつなコメントが少なくなかった。

では、中國の小學生は日本のまねをしたのだろうか。ある児童の保護者はこれを否定している。児童たちは西安市の小學4年生で、サマーキャンプで日本を訪れていた。當時、引率の先生が子どもたちの寫真を撮影したのは、保護者に無事を知らせるためだった。寫真も元々は保護者だけに送ったものだったという。子どもたちが日本のまねをしたかどうかは現(xiàn)時點では判斷が難しいが、一部のネットユーザーが見せた反応は興味深い。ある人々の意識の中には「外國人は素養(yǎng)が高く、中國人は素養(yǎng)が低い」という考えが定著してしまっている。外國人は常にプラス面での典型であり、中國人はマイナス面の典型であるということだ。

中國人の素養(yǎng)が、全體的には歐米などの先進國と比べて差があるということは認めるべきだろう。中國人観光客のマナーの悪い行為がたびたび報じられている。こうした雰囲気では、人々の間に「中國人は素養(yǎng)が低い」という印象が深く刻まれやすい。実際は、膨大な數(shù)の中國人観光客の中で、道徳に反して秩序を亂す行為をするのは少數(shù)であるはずだが、ルールをきちんと守った禮儀正しい行為はメディアの注目を集めないのが常だ。結果的に、少數(shù)が全體のイメージを形成してしまう。

メディアの報道以外にも、一部の中國人はむやみに自國民を卑下する傾向がある。彼らは物議を醸す問題について、必ず「中國は○○なのに、歐米は○○だ」と言う。これらはほぼ例外なく、中國が悪く、歐米は良いという論調(diào)だ。こうした単純な比較は、特定のテーマについては正しいかもしれないが、習慣になってしまうと非常にばかげたものになる。

30年前、中國の庶民にとって海外に行くなどということはありえないことだった。しかし今日では、小學4年生の子どもが夏休みに日本に出かけられるようになった。さらに教育について言えば、40年前に読み書きができ、計算ができた人は文化人とされる人たちでもすごいことだったが、今では一般家庭でも大學に行くのが難しくなくなっている。各方面で多くの人材も輩出している。総合的に見て、私たちはそこまで自己を卑下する必要はないのだ。(翻訳?編集/北田

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