2016年7月8日、人民網(wǎng)によると、一時(shí)はリオデジャネイロ五輪への出場(chǎng)が絶望と見られていた韓國競(jìng)泳のパク?テファン（樸泰桓）の五輪出場(chǎng)が逆転で実現(xiàn)することとなった。

パクは今年3月に、國際水泳連盟から受けたドーピングによる出場(chǎng)停止処分が解けていたが、「國際機(jī)関の処分が解けてから3年間は韓國代表として國際大會(huì)に出場(chǎng)できない」という大韓體育會(huì)の規(guī)定があるため、リオ五輪への出場(chǎng)が絶望的と見られていた。

五輪出場(chǎng)をあきらめられないパクは、記者會(huì)見で土下座をして出場(chǎng)を懇願(yuàn)するなどして訴えかけたが、大韓體育會(huì)はパクの五輪出場(chǎng)を認(rèn)めない方針を貫いた。これを受け、パク側(cè)は「國內(nèi)の処分が適用されるのは二重懲罰に當(dāng)たる」として、國際スポーツ仲裁裁判所（CAS）およびソウル東部地方裁判所に申し立てを行った。

ソウル東部地方裁判所は先日、パク側(cè)の訴えを認(rèn)める判決を下し、「大韓體育會(huì)が引き続きパクの出場(chǎng)を認(rèn)めないのは、法律に違反に該當(dāng)することになる」とした。これを受け、大韓體育會(huì)は「CASの判決を尊重する」という姿勢(shì)を示し、このほど、CASがパク側(cè)の訴えを認(rèn)める判決を下したことから、パクの逆転でのリオ五輪出場(chǎng)が決まった。

パクは2008年の北京五輪男子400メートル自由形の金メダリストで、リオ五輪の國內(nèi)予選でも好成績(jī)を殘していた。（翻訳?編集/北田）