「リニア建設に問題なし」との報告書、健康被害を不安視する住民は反発―上海市

Record China    2008年1月8日(火) 11時33分

拡大

2008年1月、上海―杭州間リニア建設に関する環(huán)境アセスメント報告書が発表された。報告書は「建設に問題はない」と結論づけ、市民の反発を招いている。寫真は運行中の上海市內(nèi)と空港とを結ぶリニア。

(1 / 5 枚)

2008年1月、上海杭州間リニア建設に関する環(huán)境アセスメント報告書が発表された。リニアの建設は健康被害を不安視する住民の反対によって一時中斷されていたが、報告書は「建設に問題はない」と結論づけ、市民の反発を招いている。人民ネットが伝えた。

その他の寫真

建設に反対する住民代表の顧起東(グー?チードン)氏によると、同氏の住むマンションの住民は上海南駅建設などの騒音に悩まされており、ここにリニアの騒音が加わることは耐え難いと話した。また上海ー杭州間リニアはドイツの技術を用いて建設されるが、ドイツでは強力な磁場による健康被害を避けるため路線の周囲300mが緩衝地帯とされているのに対し、上海市では十分な緩衝地帯が確保されていないことも不安の原因となっている。

同済大學の孫章(スン?ジャン)教授によると、住民の反対からリニアの路線が一部変更され、騒音や磁場の問題など住民に與える影響がより少なくなるよう配慮されたという。建設には約1年9か月かかり、今著工すれば2010年の上海萬博前の完成は可能だという。(翻訳?編集/KT)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China?記事へのご意見?お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業(yè)務提攜

Record Chinaへの業(yè)務提攜に関するお問い合わせはこちら

業(yè)務提攜