2016年7月9日、中國(guó)インターネット通販最大手アリババ集団（阿里巴巴、Alibaba）の創(chuàng)業(yè)者で會(huì)長(zhǎng)のジャック?マー（馬雲(yún)）氏は、杭州で行われた「公益」をテーマとする世界會(huì)議で講演し、「公益とは人々の心の中にある善良を呼び覚ますものだ」と主張した。澎湃新聞が伝えた。

マー氏率いるアリババ集団は、2011年の東日本大震災(zāi)を受け300萬(wàn)元（約4500萬(wàn)円）の義援金を拠出。同年に中國(guó)雲(yún)南省で起きた地震でも100萬(wàn)元の義援金を送った。マー氏によると、社內(nèi)では當(dāng)時(shí)「なぜ日本への義援金が中國(guó)より多いのか」と議論が出たという。これについてマー氏は「日本が受けた被害の方が大きかった」と前置きした上で、社員に対し「わずかな義援金では被災(zāi)地に大きな変化をもたらすことはできないかもしれない。だが義援金を出した自分自身を変えることはできる。あなたが変わらなければ世界は変わらない。寄付が本當(dāng)に変えるものは被災(zāi)地ではなく自分自身なのだ」と述べたことを明かした。

會(huì)議は杭州市政府とアリババ集団が共催したもので、教育、インターネットを通じた公益、環(huán)境保護(hù)、救援、醫(yī)療の5テーマについて議論が行われた。國(guó)連の潘基文（パン?ギムン）事務(wù)総長(zhǎng)、英國(guó)のゴードン?ブラウン前首相、基金活動(dòng)を行っているアクションスターのジェット?リー氏や元NBAスターのヤオ?ミン（姚明）氏らが出席した。（翻訳?編集/柳川）