＜酒＞「百薬の長」ではない？“飲みすぎ”の民間療法、ほとんどに効果なし！―中國

2008年1月4日、浙江省の「新快報」と「浙江在線」は一般に信じられている酒の“飲み過ぎ”に効く民間療法は、ほとんどが醫(yī)學(xué)的に根拠のない間違ったものだという専門家の話を紹介。

【その他の寫真】

年末年始から春節(jié)までの期間中、ついつい飲みすぎてしまう人が多く、杭州市內(nèi)の病院にはアルコール性肝炎と診斷される患者が通常の30％から40％も増加するという。浙江省新華醫(yī)院肝臓病センター主任の施維群（シー?ウェイジュン）教授は、そもそも「酒は百薬の長」という言葉自體、根拠がないと一蹴。

「酒を飲んだら緑茶」というのも間違いで、正しいのは菊花茶を飲むことだという。「飲んだら吐く」という行為は、急性膵炎や胃出血を引き起こすと警告。酒を飲む前に何かを食べるなら、脂肪酸を多く含んだ肉や魚を食べるとよいと説明している。飲酒後は菊花茶のほかに、緑豆、甘薯（サトウキビ）、ミカン、大根、梨、オリーブ、豆腐などを食べるのが體に良いとのこと。（翻訳?編集/本郷智子）