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11日、日本を訪れる中國人観光客が増加し、旅館の買収に意欲を示す中國資本も増えている。資料寫真。
2016年7月11日、韓國紙?朝鮮日報によると、山梨県笛吹市にある日本の伝統(tǒng)的な旅館を中國人が経営している。3年前に日本人の社長が経営難のためたたんだ旅館を中國の企業(yè)家が2015年に買い取って営業(yè)を再開。それ以降、客の多くは日本人ではなく、中國人に変わった。中國紙?參考消息(電子版)が伝えた。
夜になると旅館のロビーは多くの中國人観光客でごった返す。旅館の従業(yè)員も大半が中國人で、客室內(nèi)には中國語で書かれた案內(nèi)が張られており、まるで中國の宿泊施設に來たかのように錯覚してしまうほど。
日本を訪れる中國人観光客が増加し、日本の伝統(tǒng)文化の一つである旅館の買収に意欲を示す中國資本も増えている。旅行スタイルが大都市でのショッピングから地方で溫泉や文化遺産を楽しむことが重視されるようになり、中國の不動産投資會社が旅館を買収するようになった。溫泉で有名な笛吹市では、ここ1年で中國人の所有になった旅館やホテルは6軒に上る。
韓國の不動産リサーチ?都市未來研究所は、「日本全國で中國資本に買収された旅館の規(guī)模を示す正確な統(tǒng)計はまだないが、かなりの規(guī)模だ」と指摘。宿泊施設に対する投資が活発になり、「中國の不動産資本家は日本で土豪(地方の有力者)になっている」と報じた。
中國資本が日本で旅館などの宿泊施設を爆買いしており、日本文化を體験した中國新富裕層の間で日本の有名な溫泉や旅館を所有することが流行しつつある。
また、一部では東京の新宿や大阪の難波など、人気観光エリア周辺のマンションを買い入れ、中國人観光客向けの「民泊」として経営しているケースもある。こうした未認可の「民泊」は本來違法だが、宿泊費が安いことから、人気になっている。
日本の観光業(yè)分析機関の関係者は、中國資本が宿泊施設を買収することは低迷する日本経済を支えることになり、歓迎するが、「多くの人は日本の象徴的な存在である伝統(tǒng)旅館が中國資本に買収されることに抵抗を感じている」と話している。(翻訳?編集/岡田)
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