Record China 2016年7月16日(土) 1時40分
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13日、中國の対衛(wèi)星兵器技術が著々と向上しており、米國の主導権を脅かす可能性も高まっている。資料寫真。
2016年7月13日、中國紙?參考消息(電子版)によると、中國の対衛(wèi)星兵器技術が著々と向上しており、米國の主導権を脅かす可能性も高まっている。
スペインメディアによると、スペイン?エルカノ王立研究所は11日、ウェブサイトに「宇宙開発の軍事化が到來した」との記事を掲載。米ソが宇宙開発を競う中、1967年に発効した「宇宙條約」で、「宇宙空間の探査?利用の自由」、「領有の禁止」、「平和利用の原則」などが定められたが、當時と現(xiàn)在とでは宇宙空間の兵器技術は大きく変化していると指摘している。
米國と中國の2カ國を筆頭に、宇宙開発の軍事化が本格化している。2015年8月現(xiàn)在、地球の軌道上には1355個の衛(wèi)星が運用されているが、そのうち549個が米國のもので、中國は142個、ロシアは131個となっている。米國が他を圧倒しているが、中國は対衛(wèi)星兵器(ASAT)の開発を著々と進めている。中國は2007年に対衛(wèi)星ミサイルの発射実験で廃棄された気象衛(wèi)星の破壊に成功し、米國の宇宙開発における主導権を脅かす存在になりつつある。
また、中國は國內に4カ所の衛(wèi)星打ち上げ基地を持ち、有人月面著陸も2020年までに実現(xiàn)させる計畫だ。有人打ち上げに使う次世代ロケット「長征7號」の発射にも成功し、宇宙強國の仲間入りに大きく前進。長征7號にはスペースデブリ除去実験ロボットの「遨竜1號」が搭載されたが、対衛(wèi)星兵器でもあるとみられている。
宇宙開発の軍事競爭には、米國と中國以外にも、ロシアやイスラエル、日本も加わっているが、歐州連合(EU)については、これらの國々とは異なり、少なくとも現(xiàn)時點では平和目的の開発を進める範例となっていると記事は伝えている。(翻訳?編集/岡田)
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