2016年7月14日、スウェーデンの家具大手?イケア（IKEA）が中國(guó)で始めた収納家具のリコールをめぐり、北京青年報(bào)は「問(wèn)題の家具は依然として売場(chǎng)で販売されている」と報(bào)じた。

イケアが12日からリコールを開(kāi)始したのはマルムシリーズなどのチェスト。米國(guó)で子どもの死亡事故が報(bào)告されたことを受け、北米ではリコールを?qū)g施していたが、中國(guó)市場(chǎng)は當(dāng)初対象外だった。イケアは販売継続の理由として「中國(guó)や歐州連合（EU）の安全基準(zhǔn)に合致している」と説明したものの、中國(guó)の消費(fèi)者は反発?！笟⑷衰隶Д攻取埂钢袊?guó)人に対する差別」といった表現(xiàn)で怒りをあらわにするネットユーザーも現(xiàn)れ、同社は12日からのリコール実施を決めた。対象は1999?2016年にかけて販売した商品で、最も安い商品の価格で計(jì)算しても経済損失は4億9600萬(wàn)元（約78億円）を超えるとみられている。

ただ、12日以降もイケアの店舗では問(wèn)題商品が販売されており、この狀況について北京?四元橋店の顧客サービス擔(dān)當(dāng)は「品質(zhì)そのものに問(wèn)題があるわけではないので販売は可能」と回答?！复笄肖胜韦媳冥摔筏盲辘裙潭à工毪长趣馈工去偿幞螗趣筏?。また、イケア中國(guó)の擔(dān)當(dāng)者も「リコールを行うと同時(shí)に従來(lái)通り販売する」と述べ、商品改良の必要はないとの認(rèn)識(shí)を表明、「リコールは家具転倒の危険性に対する意識(shí)を高めるため」と説明した。（翻訳?編集/野谷）