2016年7月14日、韓國?ソウル経済などによると、15日からモンゴルで開かれるアジア歐州會議（ASEM）に出席する韓國の樸槿恵（パク?クネ）大統(tǒng)領(lǐng)だが、この日程で日中首脳との公式の會談は予定されていないことが明らかになった。

韓國大統(tǒng)領(lǐng)府はこの日、樸大統(tǒng)領(lǐng)のASEM出席に際し日韓?中韓の首脳會談が開かれる可能性について「現(xiàn)在のところそうした計畫はない」と明らかにした。米韓はこのほど中國が強(qiáng)く反対してきた高高度防衛(wèi)ミサイル（THAAD?サード）の駐韓米軍への配備を決めたところだ。また、南シナ海問題についてオランダ?ハーグの仲裁裁判所が中國の主張を否定する裁定を下したこともあり、日本や中國からこれについての立場表明を求められるのではと見る向きもある。そのため韓國では、公式會談の席は用意されていないとしても、公式會議の前後などに日中の首脳と樸大統(tǒng)領(lǐng)が短い対話をする可能性は否定できないとの指摘が出ている。

これについて、韓國のネットユーザーからは「會ってもらえないんだろう」「中國がはなから無視してきたか」「國際的ないじめだ」「話すことがないんじゃない？」「犬と豚の民衆(zhòng)の代表だから人と対話できないんだ」など、「會談をしない」のではなく「できない」とした聲が多數(shù)寄せられた。

また、「自ら孤立の道を進(jìn)んでいる気がする」「無責(zé)任だ。THAAD配備に反発する中國を説得して問題を解決すると言ってたくせに、中國首脳に會う機(jī)會すら作れないなんて」「ASEMで日中の首脳に會わないなんて…こんな政府は初めてだ」「外交を個人の気分でやってるのか？」「會わなくていい時には會い、會わなきゃいけない時には會わない。この國のパターンをよく表してるよ」と、樸大統(tǒng)領(lǐng)や政府の姿勢を批判するコメントも。

さらに、「また出掛けるのか」「會談しないなら何しに行くの？」「気晴らしに無料で旅行に行くんだね。マイルもたまるし」「モンゴルに馬に乗りに行くのかな。連れてってくれ」など外遊を皮肉る聲も寄せられている。（翻訳?編集/吉金）