『ラスト、コーション』撮影裏話、トニー様とタン?ウェイは缶詰狀態(tài)で…？―上海市

2008年1月8日、臺灣の映畫賞を総なめにした映畫『ラスト、コーション（原題：色、戒）』の撮影裏話が、舞臺となった上海の地元メディアで紹介された。スターや監(jiān)督の意外な素顔や地元での評判などが率直に伝えられている?！干虾Ｇ嗄陥蟆工瑘螭袱?。

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30年代の上海が再現(xiàn)された撮影所內(nèi)でたった1軒の食堂が「南京路」の角にある。決して豪華ではないが、小さな店內(nèi)には今までここを訪れたスターのサインがズラリ。この店の看板メニューは1日限定50食の「牛肉麺」。アン?リー（李安）監(jiān)督もこの「牛肉麺」の虜になり、毎日のように訪れたという。

この1杯15元（約225円）の「牛肉麺」を食べるために監(jiān)督はある日、「三顧の禮」ならぬ1日3回も店を訪れたとのこと。殘念ながら「ごちそう」にはありつけなかったが、店主の李（リー）さんは「世界の巨匠がそこまでするとは」と驚きを隠せない。

「牛肉麺」で至福を味わっていた監(jiān)督に対し、梁朝偉（トニー?レオン）と湯唯（タン?ウェイ）は撮影中ほぼ缶詰狀態(tài)だったという。どうしてもこの「牛肉麺」が食べたい時は、スタッフが代わりに買いに走っていた。

ところがある日、撮影所付近のレストランにトニー様が現(xiàn)れた。お忍びだったのかカジュアルな服裝。店內(nèi)はさぞや大興奮と思いきや、トニー様の評判はすこぶる悪かった?！弗攻咯`なんて面倒なだけ。仏頂面でやって來て黙って食べて帰るだけ。いつ機嫌を損ねるかビクビクし通しだよ。私達のことをチラッとだって見やしない」とはレストランの女店主。

意外なことに世界中の女性を虜にするトニー様も、上海のレストランでは招かざる客だったようだ。（翻訳?編集/NN）