Record China 2016年7月17日(日) 20時20分
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19歳から29歳の男性に兵役が義務(wù)付けられている韓國では、「精神疾患の偽裝」「故意の入れ墨」などの手口で兵役逃れが橫行する。背景には最近の若者意識の変化もある。寫真は韓國。
2016年7月16日、19歳から29歳の男性に約2年間の兵役が義務(wù)付けられている韓國。兵役逃れの手口もさまざまで、「精神疾患の偽裝」「故意の入れ墨」などが橫行する。背景にあるのは、最近の若者意識の変化。3割以上が、朝鮮戦爭のような戦爭が勃発した場合に參戦の意思がない、との調(diào)査もある。
朝鮮日報などによると、兵役逃れの不動の1位は「精神疾患の偽裝」。「故意の入れ墨」「故意の體重増?減量」と合わせ、大半を占める。1990年代終わりから2000年代初めまでの「お決まり」の手口と言えば、「肩の脫臼手術(shù)」「高血圧の偽裝」「近眼など視力の偽裝」だったが、大きく様変わりしている。
35歳の男性は、05年から5年間で42回にわたり診察を受け、幻聴や対人恐怖癥を訴えた。実際には異常がないことを悟られないように醫(yī)者の前では一言も話さず、障害に関する診斷書を獲得。ついに10年に兵役免除となった。しかし、この男性は居酒屋経営の幹部として働くなど、精神疾患とは縁遠い人物だった。
2位は入れ墨。韓國?文化日報は兵務(wù)庁が12年4月から今年5月末までの兵役逃れの類型を集計した結(jié)果、「故意の入れ墨」で検察に送致された件數(shù)が全體(165件)の23.0%(38件)を占め、1位の「精神疾患の偽裝」の26.7%(44件)に続いた、と報じた。
これを受け、兵務(wù)庁は入れ墨による兵役逃れを根絶するための対策を検討。身體検査の際、入れ墨の大きさによって合否などを決定しているが、科學(xué)的かつ體系的なデジタルフォレンジック捜査手法を?qū)毪?、容疑の立証能力を強化している。入れ墨施術(shù)者に対する処罰も強化。施術(shù)者が兵役法に違反することを知りながら手術(shù)した場合は、共犯として検察に送致される。
一方、韓國?ニューシスなどによると、韓國國民安全処が全國の成人男女、大學(xué)生、青少年各1000人を?qū)澫螭藢g施した「國民安保意識調(diào)査」で、朝鮮戦爭などが再発しても、「參戦しない」とした大學(xué)生は32.2%、青少年は38.4%。成人の14.6%と大きな開きが出た。
「戦時下において國と個人のどちらを優(yōu)先すべきか」との問いでは大學(xué)生の68.8%が「個人や家庭が優(yōu)先」と回答。同じ質(zhì)問で「國家が優(yōu)先」と答えた割合は成人で49.1%、青少年では35.6%だった。
こうした中、朝鮮日報はこのほど、脫北者の21歳の青年が空軍に志願入隊し、兵役を終え満期除隊を果たすという初めての事例が誕生した、と伝えた。脫北者に兵役義務(wù)はないが、1984年の兵役法改正以降、本人の希望があれば現(xiàn)役入隊することが可能となっている。
この青年の場合、兵営生活に影響が及ばないよう、空軍では脫北者である事実は徹底して伏せられ、部隊の指揮官や直屬の上官のみが知る「秘密」とされていた。青年は「自分は厳然たる大韓民國國民であり男だ。男が軍隊に行くことは別に自慢にならない。國民の義務(wù)を果たしただけ」と心境を語った、という。(編集/日向)
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