南シナ海問題における仲裁裁判決の「3つの錯(cuò)覚」―米メディア

Record China    2016年7月17日(日) 8時(shí)10分

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16日、米誌ナショナル?インタレストは「南シナ海問題における仲裁裁判決の3つの錯(cuò)覚」と題する記事を掲載した。

2016年7月16日、米誌ナショナル?インタレストは「南シナ海問題における仲裁裁判決の3つの錯(cuò)覚」と題する記事を掲載した。環(huán)球時(shí)報(bào)(電子版)が伝えた。

記事は、南シナ海での中國の主権主張を否定した仲裁裁判所の判決で、米國政府が指摘する「中國は判決に従わなければならない」「米國は中國に圧力をかけるべき」「中國が國際法を無視すれば世界秩序の脅威になる」の3點(diǎn)は、いずれも論理的とはいえないと指摘する。

「中國は素直に判決を受け入れるか、それともさらなる強(qiáng)硬姿勢に出るか」。中國のメンツが傷つくことを考えると、受け入れる可能性は低く、「中國が國際法に違反したのは、他國が一貫して中國を批判してこなかったからだ」との指摘もある。中國に圧力をかけ続ければ、代償を払わせられるとの意見もある。しかし、それで中國が引くとは思えない。逆に民族主義を刺激し、地域の協(xié)調(diào)を破壊し、南シナ海での衝突リスクを高めるだけだ、と記事は主張する。

記事は、中國は國際海洋法條約を無視しているとする一方、「それは米國の手法にならっているだけ」とも指摘。米國のイラク攻撃は世界秩序を破壊した最たる例で、その道においては中國を遙かに上回るほどやり過ぎてきたのだ、としている。(翻訳?編集/大宮)

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