2016年7月18日、環(huán)球時(shí)報(bào)によると、蔡英文（ツァイ?インウェン）氏が臺(tái)灣の新総統(tǒng)に就任したことで、中國(guó)からの観光客が激減し、臺(tái)灣の観光関連産業(yè)に懸念が広がっている中、蔡総統(tǒng)の関わる教育基金傘下のウェブサイトが「中國(guó)人が來(lái)なくても生きていける」と中國(guó)人が來(lái)なくなったことに喝采を送った。

つい先日、あるネットユーザーが中國(guó)語(yǔ)と英語(yǔ)、日本語(yǔ)で「中國(guó)人が來(lái)なければ來(lái)ないほど、平和と美しさが見(jiàn)えてくる」など、「中國(guó)人観光客のもたらす経済効果など必要ない」と主張する広告を発表。ところが、今後は蔡総統(tǒng)の設(shè)立した「小英教育基金會(huì)」のグループサイト「想想論壇」がこの問(wèn)題の広告を流用して、「臺(tái)灣の観光業(yè)界は中國(guó)人観光客がいなくても十分生きていける」とする記事を掲載した。

掲載された「數(shù)字から見(jiàn)る臺(tái)灣：中國(guó)人観光客がいないと、空気がうまい」と題する記事によると、中國(guó)人観光客が増えたことで臺(tái)灣の観光収入は増えたとされるが、実際には多くが団體ツアー客で、利益の大半は中國(guó)資本の懐に入ってしまい、臺(tái)灣人は観光収益など得ようもなく、しかもさまざまな悪影響がもたらされているとしている。

さらに、臺(tái)灣観光局の統(tǒng)計(jì)資料から、中國(guó)人観光客の減少は日本や韓國(guó)、東南アジアからの観光客でカバーできるとし、「こうした數(shù)字から、臺(tái)灣人は中國(guó)に頼る必要などまったくないことがわかる」と指摘している。（翻訳?編集/岡田）