2016年7月19日、參考消息網(wǎng)は、「中國(guó)の都市で起きた洪水被害は急成長(zhǎng)の後遺癥だ」と指摘する米紙ウォール?ストリート?ジャーナルの記事を紹介した。

中國(guó)の中?南部地域では今年、洪水により200人以上が死亡し、1470億元（約2兆3200億円）もの経済損失が発生した。1060萬(wàn)人の人口を抱える湖北省武漢市では深刻な浸水被害が起き、電力供給や交通は數(shù)日にわたってまひ。かつては貯水機(jī)能を持つ濕地や湖沼に恵まれていた武漢だが、高層ビルや道路の急速な整備に伴い、これらの多くがその姿を消した。

今年の洪水被害について武漢市の関係者は土地の低さとエルニーニョ現(xiàn)象を挙げたが、水利局の関係者は「市は経済発展を過(guò)度に強(qiáng)調(diào)している」と指摘、市民からも湖の埋め立てに原因があるとの聲が寄せられている。

當(dāng)局の最新データによると、調(diào)査対象となった都市の62％が過(guò)去に洪水被害を経験しており、首都?北京でも2012年に79人が洪水により命を落とした。中國(guó)の道路は適切な整地を行わないまま整備されることも多く、そうした場(chǎng)合、路面に水が貯まりやすいという。北京大學(xué)の建築?景観設(shè)計(jì)學(xué)院の責(zé)任者は「濕地や湖沼が消失した主な原因の一つに、荒れ地の開(kāi)発は農(nóng)地の開(kāi)発より審査を通過(guò)しやすいという點(diǎn)がある」とコメント。結(jié)果として、都市の無(wú)秩序な拡張を推し進(jìn)めたとみられている。（翻訳?編集/野谷）