あのなつかしの味がなくなる？朝食の屋臺(tái)を統(tǒng)一基準(zhǔn)で組織化へ―中國(guó)

2008年1月8日、北京晨報(bào)が伝えたところによると、中國(guó)料理協(xié)會(huì)は「朝食を売る屋臺(tái)などはすべて上部の経営組織への所屬を求められ、商品やサービスの基準(zhǔn)も統(tǒng)一化される」と発表した。こうした?jī)?nèi)容を定めた「朝食産業(yè)経営規(guī)範(fàn)」が今年の5月から正式に実施される。

【その他の寫(xiě)真】

「食の安全」がクローズアップされているのを背景に、衛(wèi)生面などで問(wèn)題があると見(jiàn)られていた屋臺(tái)の管理強(qiáng)化を狙ったものだ。

同規(guī)範(fàn)によると、朝食を売る屋臺(tái)や車(chē)はすべて「朝食産業(yè)経営組織」への所屬が義務(wù)付けられる。商品やサービスの內(nèi)容、価格、営業(yè)時(shí)間などは強(qiáng)制ではないものの一定の基準(zhǔn)が示され、加工?配送センターなども統(tǒng)一するよう求めている。さらに「朝食を売る店では調(diào)味料を置くこと」「調(diào)理の際に加熱の時(shí)間が長(zhǎng)すぎたり溫度が高すぎたりしないように」「鮮度を保って販売」「店員の服裝、帽子、名札なども統(tǒng)一」など細(xì)かい注文も。

中國(guó)では、朝はどこでもお好み焼きやワンタンなどの屋臺(tái)を見(jiàn)かけることができるが、その多くは営業(yè)許可書(shū)や衛(wèi)生許可書(shū)を持たない個(gè)人営業(yè)。今後、組織に所屬せずに営業(yè)を続ければ取り締まりに遭うのは必至だ。しかし、こうした屋臺(tái)が長(zhǎng)年庶民の胃袋を満たしてきたのも事実で、「今回の措置でどこもかしこも似たような味になって、中國(guó)人にとってのなつかしの味、おふくろの味がなくなってしまうのでは」と心配する聲も出ている。（翻訳?編集/淺野）