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14日、日本の庶民食の代表格ラーメンは臺(tái)灣でも大人気だ。1杯當(dāng)たり300臺(tái)灣ドルを超えることもあるが、多くの人が行列してでも食べるほどだ。もともとはB級(jí)グルメから出発したはずのラーメン。その社會(huì)的地位はどうしてこうも高いのか?
2016年7月14日、日本の庶民食の代表格ラーメンは臺(tái)灣でも大人気だ。1杯當(dāng)たり300臺(tái)灣ドル(約990円)を超えることもあるが、多くの人が行列してでも食べるほどだ。もともとはB級(jí)グルメから出発したはずのラーメン。その社會(huì)的地位はどうしてこうも高いのか?臺(tái)灣のネットに掲載された記事が、その理由を以下のようにつづった。
臺(tái)灣ではプチ贅沢に屬するラーメンだが、日本本國(guó)での位置づけは至って庶民的なものだ。ラーメンの値段は平均的な日本人が1回の外食で使える予算の基準(zhǔn)にもなっている。一般的には1杯500?1000円。デフレが進(jìn)み、現(xiàn)在では300円クラスすら登場(chǎng)している。逆にラーメンが1000円を超えたら、多くの日本人は「高すぎる」と感じるだろう。
そんな庶民的なラーメンが進(jìn)化を始めたのは1970年代。札幌ラーメンを筆頭としたご當(dāng)?shù)廿椹`メンが登場(chǎng)し、各地で多種多様なラーメンが食べ比べできるようになった。こうして層の厚みを増したラーメンは、1980年代には立派な食文化の一分野として確立された。海外進(jìn)出が始まったのもこの頃である。庶民食が海を渡った瞬間、やや値の張る「特別な」グルメになることがある。米國(guó)のピザ然り、日本のラーメン然り。これらは食を通じて文化を売っているのだ。
一方、臺(tái)灣で庶民食を代表する魯肉飯(ルーローハン/肉そぼろ飯)。その価値は「とにかく安い」ということに盡きる。ちょっとでも値上げしようものなら、庶民の敵扱いされるほどだ。
現(xiàn)在、魯肉飯が置かれている立場(chǎng)は、単なる「消耗品」である。腹を満たすためだけの食べ物。そこに人々の好奇心や嗜好を満たすような感動(dòng)體験や個(gè)性は欠けている。しかし、魯肉飯も改良を重ね、上手にプロデュースして売り出せば、やがて食文化の一端を擔(dān)うようになるだろう。そうすれば、それに見(jiàn)合った価格もついてくる。
これには、臺(tái)灣人自身が自分をどう見(jiàn)るかにかかってくる。自身の文化に魅力やセールスポイントを見(jiàn)出し、それを磨くことで日本のラーメンのように、庶民食が文化へと化けるのである。(翻訳?編集/愛(ài)玉)
■愛(ài)玉プロフィール
中國(guó)語(yǔ)翻訳者、ライター。 重慶大學(xué)漢語(yǔ)進(jìn)修課程で中國(guó)語(yǔ)を?qū)Wぶ。その後、上海で日本人向けフリーペーパーの編集、美容業(yè)界誌の中國(guó)語(yǔ)版立ち上げなどに攜わる。中國(guó)在住経験は4年。レコードチャイナの編集委員を経て現(xiàn)在、北海道へ子連れIターン移住。フリーで中國(guó)ニュースの翻訳や中國(guó)関連の執(zhí)筆などを行う。得意分野は中國(guó)グルメ、中華蕓能。
連絡(luò)先:writeraitama@gmail.com
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