Record China 2016年7月20日(水) 3時10分
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19日、新華網(wǎng)は、「夏が來た!公共交通機関で癡漢が猛威を振るう、日本にはどんな経験があるのか」と題する記事を掲載した。寫真は女性専用車両。
2016年7月19日、新華網(wǎng)は「夏が來た!公共交通機関で癡漢が猛威を振るう、日本にはどんな経験があるのか」と題する記事を掲載した。
記事によると、ほぼ被害者の証言だけで有罪になる日本とは異なり、中國では被害者だけでなく目撃者や物証などがないと逮捕することは難しいようだ。冤罪が少ないのは良いが、被害者にはやや厳しいかもしれない。もっとも、中國では公共交通機関の車內(nèi)や街中で、監(jiān)視カメラが普及していることも背景にあると言えそうだ。
それでも、女性が肌を露出する夏になると中國でも癡漢は増えるようで、記事は「電車內(nèi)での癡漢が橫行している」というイメージの日本の女性保護の取り組みを紹介している。
日本の駅や電車內(nèi)では「癡漢は犯罪」と警告するアナウンスが流れ、駅構(gòu)內(nèi)には至る所に癡漢撲滅のポスターが貼られている。記事はこれについて、「よく知らない人は、日本では癡漢があふれていると思いがちだが、実は日本は癡漢の件數(shù)が世界一というわけではなく、癡漢を防ぐ措置が整備されているだけなのだ」と紹介する。
その1つとして挙げられたのが「推定有罪」だ。記事は、日本では基本的に「推定無罪」であるが、癡漢だけは「推定有罪」であるとし、女性が「癡漢です」と言えば、やっていない証拠を示すしか罰を免れる術(shù)はない、としている。そして、逮捕から起訴まで最大23日間拘束され、有罪になれば服役することもあること、サラリーマンであれば地位や名譽に傷が付き、仕事や家庭を失う可能性も高く、人生を棒に振ると言っても過言ではない、などと伝えている。
もう1つが女性専用車両。これは、混雑時に一部の車両を女性専用にすることで癡漢を減らそうという取り組みだ。記事は日本の事情と共に、1992年に女性専用車両の導(dǎo)入が検討されたものの「男性への逆差別だ」との意見から見送られた韓國のケース(※16年6月に釜山地下鉄で試験導(dǎo)入された)にも觸れている。なお、女性専用車両は日本以外にも、メキシコ、ブラジル、インド、アラブ首長國連邦(UAE)、インドネシア、マレーシア、イラン、エジプトなどで導(dǎo)入されているという。
記事は最後に、中國でも女性専用車両の導(dǎo)入が議論されているものの、韓國と同様「男性への差別だ」と反発する聲や、「通勤時の混雑に拍車をかけることになる」との見方もあることを伝えている。(翻訳?編集/北田)
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