2016年7月24日、韓國(guó)?聯(lián)合ニュースはこのほど、高収入につながる作物として近年韓國(guó)の農(nóng)家で人気となったパプリカが生産過剰となり、出荷されずに産地で大量に廃棄されていると報(bào)じた。

パプリカ産地の一つである全羅北道によると、韓國(guó)パプリカ生産自助會(huì)はこのほど需給調(diào)整のため全國(guó)で1000トンのパプリカの廃棄を決めた。全羅北道はこのうち134トンの廃棄を割り當(dāng)てられ、現(xiàn)在までに62トンを処分した。

韓國(guó)では近年、政府が新たな「高所得作物」としてパプリカ生産を推奨、10年に4萬1000トンだった生産量は14年に6萬4000トンに増えた。生産量は今年も増加の一途とみられるが、一方で輸出が急減し、新たな供給先も見つからない狀態(tài)となっている。

主要な輸出先は日本だ。昨年は日本への輸出が3萬2000トン余りと全國(guó)の生産量の半分ほどを占めていたが、今年は5月末までで1萬3000トンと昨年の半分にも達(dá)していない。輸出の道を閉ざされた商品は國(guó)內(nèi)市場(chǎng)にあふれ価格が大きく下落、結(jié)局、出荷するほど損害が増える狀態(tài)となり、農(nóng)家は「涙をのんで土に埋めるしかない」?fàn)顟B(tài)だ。全羅北道の関係者も「価格が下がっても需要は大きく伸びていない。今のところこれといった策がない」と頭を抱えている。

これについて、韓國(guó)のネットユーザーからは次のようなコメントが寄せられている。

「パプリカ1個(gè)が1000ウォン（約93円）もする。買うのを迷う品の一つ」

「あんな高い物をただ土に埋めて捨てちゃうなんて、とんでもない」

「そもそも高くて食べようとも思わない」

「流通の問題では？」

「需要が限定されてるのに、お金になるからと皆がそろって植えたからだよ」

「捨てるより、パプリカ祭りでもして配ったら？」

「廃棄するくらいなら、學(xué)校や無料の配給所に寄贈(zèng)すべきだ」

「農(nóng)家が道端で自由に売れるようにして、安い商品を分け合いながら食べようじゃないか。パプリカは免疫力向上には最高らしいからね」

「土に埋めるのだって人件費(fèi)がかかるはず。宅配便で直接売ってほしい」（翻訳?編集/吉金）