中國の「憤青」の暴走が止まらない!ボイコットで墓穴、日本人に難癖、韓國人も「被害妄想」とあきれる始末

Record China    2016年7月21日(木) 13時10分

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20日、南シナ海の仲裁裁判決への反発から、中國の憤青(愛國心が顕著な若者)の暴走が止まらない。資料寫真。

2016年7月20日、南シナ海の仲裁裁判決への反発から、中國の憤青(愛國心が顕著な若者)の暴走が止まらない。

12日に中國側(cè)の意に反する判決が下されてから、中國メディアでは米國や日本などを批判する報(bào)道が連日行われている。まず、中國のネット上では「フィリピン産のバナナは食べない」といったボイコットの呼び掛けが行われた。その後、一部の人々が河北省にあるケンタッキーフライドチキン(KFC)の店舗を取り囲み、「日米韓比の製品ボイコット」などを訴える橫斷幕を掲げた。この行為に共鳴する人々が、中國各地の十?dāng)?shù)都市で同様のデモに及んだ。

もっとも、一般のネットユーザーからは「愛國主義の皮を被った知能レベルの低いやつらだ」「騒ぐ前に自分たちのスマホを破壊しろ」「自國民に被害を出す行為は愛國とは呼べない」など、批判の聲が多數(shù)上がり、政府系のメディアも自制を呼び掛けた。また、この運(yùn)動の発起人の一人とされる中國社會科學(xué)院國家文化安全?イデオロギー建設(shè)研究センター副主任の朱継東(ジュウ?ジードン)氏が、「ケンタッキーボイコット」を呼び掛けるためにiPhone 6を使用していたことが暴露され、嘲笑の対象になっている。

憤青の怒りの矛先は意外なところにも向いた。それが日本で大食いYouTuberとして活躍する木下ゆうかさんだ。木下さんが以前、動畫に登場していた際に著ていた白黒のプリントTシャツが、憤青の間で「日本人が南京大虐殺の寫真が入ったTシャツを著ている」と批判の対象になった。もちろん、木下さんのTシャツの寫真は南京大虐殺とは全く関係がなく、色合いや構(gòu)図が似ていることから畫像検索で戦時中の寫真が多數(shù)ヒットし、誤解したことが原因だった。

さらに、木下さんは137本のバナナを食べるという動畫も投稿しているのだが、これに対しても批判が集中した。理由は、「この時期(仲裁裁判決が出た)に、フィリピン産(と思われる)のバナナを137本(中國の人口13.7億人を暗示)食べるとは、中國人を侮辱している!」というものだ。まさに「暴走」としか言いようがない。こうした狀況は、日本だけでなく海外でも注目され、臺灣のネットユーザーからは、「木下さんは『中國への謝罪大會』に參加すべきだ」といった聲が寄せられた?!钢袊丐沃x罪大會」は、臺灣の蕓能人が中國人の怒りを買い、謝罪や釈明に追われるケースが相次いでいることを受けて臺灣のネット上で行われているイベントで、皮肉交じりに中國に謝罪するコメントを投稿するものだ。

また、韓國のネットユーザーからも、「ほとんど被害妄想」「13億7000萬人?もっといるだろうに」「日本の右翼は嫌いだけど、中國の憤青はもっと嫌い」など、批判する聲が多數(shù)を占めている。(翻訳?編集/北田

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