Record China 2016年7月24日(日) 7時20分
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舊日本軍の従軍慰安婦を描いた韓國映畫「鬼郷」の日本上映が始まった。初日の舞臺あいさつで趙廷來監(jiān)督は「反日映畫ではない」と強調した。資料寫真。
2016年7月23日、舊日本軍の従軍慰安婦を描いた韓國映畫「鬼郷」の日本上映が21日から始まった。今年2月に公開された「鬼郷」は韓國で350萬人以上を動員。初日の舞臺あいさつで趙廷來(チョ?ジョンネ)監(jiān)督は「『反日』目的ではない。戦爭のない世界が來ることを願う気持ちで作った」などと語った。
この映畫は、趙監(jiān)督が腳本と製作も手掛けた。02年に「ナヌムの家」(慰安婦被害者の後援施設)のボランティア活動を通じて出會った舊日本軍慰安婦被害者の姜日出(カン?イルチュル)さんの実話を背景にした物語だ。1943年、訳も分からぬまま日本軍の手で連れていかれて家族の元を離れた14歳のジョンミンを中心にストーリーが展開する。
製作費は一般人を対象にクラウドファンディング形式で7萬人余りから集めた12億ウォン(約1億1000萬円)で賄われた。収益は「ナヌムの家」などに寄付される。
韓國では今年2月24日に初公開され、3月1日の「三一節(jié)」(獨立運動記念日)には42萬1635人の観客を動員、公開以來1日の最多観客記録を打ち立てた。累積観客數(shù)は、これまでに358萬6535人に上る。日本上映に先立っては、米國や英國、カナダで公開された。
聯(lián)合ニュースなどによると、日本では東京を皮切りに13都市で、公民館や小劇場などを借りて「上映會」を開催する。日本語の字幕も用意された。上映會方式に関して聯(lián)合ニュースは「在日本朝鮮人総連合會(朝鮮総連)の関係者らを中心とした実行委員會が主催した」と伝えている。
日本上映は日本の配給會社ルートの正式な公開を目指してきたが、これは実現(xiàn)しなかった。上映を前に中央日報のインタビューに応じた趙監(jiān)督は「(公開に踏み切った)最も大きい理由は、映畫を見たがっている方々が依然として多いということだ。在日同胞だけでなく日本の方々からも『こちらに來て上映してくれないか』という要請を絶えず受けた」と説明した。
韓國メディアによると、21日の上映會場は東京都荒川區(qū)內のホテルに設けられた。會場は日本人や在日コリアンら約400人で埋め盡くされたという。舞臺あいさつに立った趙監(jiān)督は「『反日』を目的に映畫を作ったわけでは決してない」と指摘。「映畫が平和の道具になり、この映畫を通じて戦爭のない世の中が來ることを願う気持ちで作った」などと強調した。
昨年末の日韓合意に基づき日本が10億円を拠出する元慰安婦支援財団は27日、正式発足する。名稱は「和解?癒やし財団」。その一方で、ソウルの日本大使館前の少女像は手つかずのままだ?!腹磬_」にも登場する「連れ去り」をめぐっても、日本國內からは「強制性」を疑問視する聲が上がっている。(編集/日向)
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