2016年7月20日、韓國?JTBCテレビは、2000年以降、韓國各地に設置された「大気汚染物質(zhì)測定所」の2割ほどが移動されているが、その移転先の選定にある思惑がうかがえると報じた。

まず例に挙がったのは、ソウル?オリンピック公園內(nèi)のソウル歴史編さん院に設置された測定所。人口が密集するソウル市內(nèi)にありながら、広大な公園內(nèi)の緑豊かな環(huán)境だ。ここは09年、ソウルで2番目に汚染濃度が高かった蠶室本洞住民センターの測定所が統(tǒng)廃合されたもの。同じ松坡區(qū)內(nèi)に2つの測定所は不要との理由からだった。

昨年、汚染濃度全國2位を記録した京畿道抱川市も狀況が似ている。元は市の中心部にあった測定所が、緑に囲まれた住宅が點在する場所に移されたのだ。仁川市では、船舶から出る汚染物質(zhì)の影響を直接受ける港付近から、測定所が內(nèi)陸に移された例もある。

韓國環(huán)境部の資料によると、2000年以降、全國259の測定所のうち統(tǒng)廃合?移転の措置が取られたのは45カ所。このうち25カ所で、より汚染源の少ない場所への移転が行われたと専門家はみている。

これについて、韓國のネットユーザーは次のようなコメントを寄せた。

「まったく、この國のやることといったら…」

「自治體や政府がやることはなぜそろいもそろってこうなのか？一體いつから何を間違ったのか」

「捏造（ねつぞう）を働く人間が正義を叫ぶおかしな國」

「日本では放射線測定器の周りだけずいぶんきれいに除染したらしいけど、韓國は測定所自體を動かしたてたのか」

「大気汚染が問題になってる中で測定所自體をきれいな場所に移動させるなんて、クリエーティブな発想だね」

「1から100まで何一つ信じられない國だ」

「こんなとこまででっち上げ？」

「はあ、“詐欺共和國”らしいよ」

「ある専門家がこんなことを言っていた。発表される數(shù)値の2?3倍が実際の數(shù)値だと…おっしゃる通り」

「國民を犬や豚と見なしてるからこんなことができるんだろう。國民の肺はこうして腐っていく」（翻訳?編集/吉金）