10日午後、3Dプリンターで印刷したチタン合金製の「くちばし」を、世界的にも絶滅が危懼されている野生動(dòng)物のタンチョウヅルに移植する世界初の手術(shù)が広州立徳動(dòng)物病院で無事完了した。新華社が伝えた。

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手術(shù)を受けたタンチョウヅルは今年6歳になる「立立」。動(dòng)物園で他のタンチョウヅルとけんかした際に、上のくちばしが折れてしまい、感染がひどくほぼ壊死狀態(tài)になってしまった。上のくちばしが欠けてしまうと、自力で食事を取ることができなくなるため、生命の危機(jī)に瀕してしまう。

そのため、同病院の呉院長、広州市陽銘新材料科技有限公司の陳梓●（火偏に日に立）総経理、華南理工大學(xué)付加製造実験室の宋長輝氏が、3Dプリンターで印刷したくちばしを移植し、人類の科學(xué)技術(shù)の成果をタンチョウヅルの救助に用いることを決めた。

タンチョウヅルのくちばしを3Dプリンターで印刷したことは世界的にも先例がなく、タンチョウヅルのくちばしは細(xì)長く、內(nèi)部が空洞になっていることと、上くちばしの斷裂面が不揃いだったため、ボルトを打ち込める場所が少なかった。神経器官も多いなど狀況が複雑であり、くちばしの製作は難易度が非常に高かった。さらに研究を進(jìn)め、手術(shù)プランを迅速に決めた。それはまずFDM技術(shù)により3Dプリンターでプラスチック模型を試しに印刷し、形狀を確定した上でチタン合金を材料とし、レーザー焼結(jié)設(shè)備により印刷するというものだ。

負(fù)傷したタンチョウヅルにはまだ50年以上の壽命があるため、プラスチック製のくちばしを一生用いることはできない。チタン合金は軽量で硬度と耐腐食性が高く、くちばしに最も適した材料だが、確かな研究データがないため、チタン合金を直接3Dプリンターで印刷しても、1回で成功させることは難しい。しかし、何度も印刷すれば時(shí)間とコストを浪費(fèi)することになる。そこでFDMと金屬焼結(jié)法を結(jié)びつけることになった。

模型の印刷?改善?取付試験を7回実施し、最終バージョンが確定した。動(dòng)物病院は10日、正式に手術(shù)を開始した?！噶⒘ⅰ工獒Eで眠りに落ちた後、醫(yī)師は事前に計(jì)畫した手術(shù)プランに基づき、30分でくちばしの取付を終えた。「立立」は現(xiàn)在、自分で食べ物を口にすることができるようになっている。（提供/人民網(wǎng)日本語版?編集/YF）