人民網(wǎng)日本語(yǔ)版 2016年7月22日(金) 21時(shí)20分
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北京で暮らす外國(guó)人が増加している。その多くが、外國(guó)語(yǔ)の教師や企業(yè)の上級(jí)管理職、ビジネスマンなど。そんな中、他の外國(guó)人とは少し異なる仕事に就いている日本人がいる。
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北京で暮らす外國(guó)人が増加している。その多くが、外國(guó)語(yǔ)の教師や企業(yè)の上級(jí)管理職、ビジネスマンなど。そんな中、他の外國(guó)人とは少し異なる仕事に就いている日本人がいる。新華網(wǎng)が伝えた。(文:于壯)
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「相聲(中國(guó)式漫才)」を?qū)Wぶ外國(guó)人は多いが、中國(guó)語(yǔ)を使ってトークショーを行う外國(guó)人はほとんどいない。日本人の近松貴子さんは、中國(guó)語(yǔ)でトークショーができる數(shù)少ない外國(guó)人の一人だ。近松さんは一見してすぐに日本人と思わせるようなタイプではない。第一印象はまるで中國(guó)の大學(xué)生のように見える。綿のシャツを著た姿は清潔で知性ある雰囲気を漂わせている。しかし近松さんが舞臺(tái)に立つと、日本人のたくましさと精神を感じることができる。
外國(guó)人がトークショーを行うには、いくつかの難関をクリアしなければならない。まずは言葉の壁。トークショーには決まったセリフなどなく、聴衆(zhòng)が聞いて全て理解できるように話さなければならない。近松さんの中國(guó)語(yǔ)は外國(guó)人の中では特にずば抜けてうまいというわけではないが、ステージで話す際の言葉遣いや話すスピードをうまく把握している。聴衆(zhòng)全員にしっかりと聞いてもらうように心がけているので、一部の中國(guó)人パフォーマーよりも話す言葉は明瞭だ。
2つ目は文化の壁。トークショーでは一言で聴衆(zhòng)を笑わせなければならない。その一言の裏には豊富な文化的背景を含ませており、聴衆(zhòng)は語(yǔ)り手が何を風(fēng)刺しているのか、余計(jì)な解説を加えなくてもわかりあえるからだ。これは要するに「笑いのツボ」だ。私たちが外國(guó)のコメディーを見ても笑いのツボが理解できないように、外國(guó)人にとってもまた私たちの笑いのツボを理解するのは難しい?!笗r(shí)には苦労して考え付いた話をしても、全く反応がなかったこともありました」と近松さんも笑いのツボを理解する難しさを痛いほど感じている?!弗攻譬`ジに上がるのはたった1分でも、その裏には10年もの積み重ねがある」と言われているように、近松さんもステージ上で聴衆(zhòng)を爆笑させるネタを考え出すために、度重なる練習(xí)と血のにじむような努力を重ねたことだろう。
3つ目は自虐の壁。トークショーにはいくつか決まりがある。例えば障がい者などの弱者をからかってはいけないが、自虐ネタは問題ない。近松さんが笑いのツボとして使うのも自虐ネタだ。日本人は中國(guó)で自虐ネタにできるものが多すぎるほどある。歐米人パフォーマーからすると、自虐は特にめずらしいものではないが、日本や中國(guó)といった儒家文化の國(guó)は、民族に対する強(qiáng)い自尊心を持っている。もし中國(guó)人が日本で中國(guó)の不合理な物事をけなして観客の笑いを取ったならば、すぐにネットユーザーの怒りを買い、吊るし上げられてしまうのだろう。近松さんが果敢にもこの一歩を踏み出し、自虐ネタを選んだのは本當(dāng)に勇気のあることだといえる。一途で、考えを曲げない、自分が正しいと思ったらとことん突き進(jìn)む、これも実は日本人のあまり知られていない特徴だろう。
例えば近松さんが日本の禮節(jié)の煩わしさをネタに「日本人は毎日何度もお辭儀をして、ヨガを思いついたんですよ」と話し、120度のお辭儀をしてみせる。さらに「ヨガはインド人が思いついたものって言われているんですよ。日本のヨガがインドに盜まれてしまいました。でも私たちはこれっぽっちも怒っていません。だって最終的には全て韓國(guó)人のものになるんですから」と風(fēng)刺する。韓國(guó)人ネタは中國(guó)と日本では広く知られていることなので、観客からは自然と笑いが巻き起こる。
近松さんは若く見えるので、ずっと日本でも中國(guó)語(yǔ)を勉強(qiáng)していたのだと思っていた。しかし話を聞いてみると、意外にも日本で中國(guó)語(yǔ)を勉強(qiáng)したことはなく、しかも中國(guó)に來(lái)てまだ2年も経っていないという。私は10年近く日本語(yǔ)を勉強(qiáng)しているが、ステージでのトークショーはおろか、即興スピーチですらまともにできない。
私は近松さんから、外國(guó)語(yǔ)を?qū)Wぶには天賦の才が必要と言われるが実はなにより勇気が必要なのだと感じた。日本人は保守的な民族だが、著名な探検家もよく誕生している。このような日本人はまだ見ぬ世界を恐れず、自分から飛び込んでいく。近松さんもその一人だ。彼女は日本が制作した清代末期の宮廷を描いたドラマ「蒼穹の昴」を見て、登場(chǎng)人物の魅力に引き込まれ、紫禁城をこの目で見たいという思い、中國(guó)に憧れるようになったのだという。そして中國(guó)で仕事をする機(jī)會(huì)があったので、やってきたのだ。
近松さんを見ていると、私はいつも「日本人でありながら中國(guó)語(yǔ)でトークショーをしている。私たちも勇気を持って、未知の世界に思い切って飛び込んでみるべきじゃないか。それは本當(dāng)にそんなに難しいことだろうか。私たちに一歩踏み出す勇気がないだけじゃないだろうか」と思っている。近松さんはいつもトークショーの最後に「私がタクシーに乗るとき、運(yùn)転手はいつも『あなたは韓國(guó)人かい』と聞いてきます。そういうとき私は『棒子(韓國(guó)人の蔑稱)じゃなくて、鬼子(日本人の蔑稱)ですよ』と答えています」と締めくくる?!腹碜印工趣いρ预し饯工樽耘哎庭郡藟浃à皮筏蓼嗓丹螭?、確実に私たちの間に一歩近づいてきている。(提供/人民網(wǎng)日本語(yǔ)版?編集YK)
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2016/7/21
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